令和5年11月2日放送分　「～令和5年多重債務者無料相談会のおしらせ～」

CityFMさいたまで令和5年11月2日に放送した原稿です。

令和5年11月2日放送分 「～令和5年多重債務者無料相談会のおしらせ～」

Ｑ　　
今日は、さいたま市岩槻消費生活センターから「多重債務者無料相談会」について、お話を伺いたいと思います。よろしくお願いします。

Ａ　　
はい、よろしくお願いします。

Ｑ　　
はじめに、今回、無料相談会の対象となる「多重債務者」とは、どのような方なのでしょうか。

Ａ　　
「多重債務者」とは、複数のクレジット会社や消費者金融などから借り入れをし、返しきれない返済を抱えている方のことです。

Ｑ　　
具体的にはどのような事例があるのでしょうか。教えてください。

Ａ　　
例えば、「生活費が不足し、借りた銀行のカードローンやクレジットカードのキャッシングが重なり返済できなくなった。自宅は売却したくないが、何か良い方法はないか。」といった相談や、「ギャンブルで消費者金融から借り入れをし、返済に追われ、今の収入では完済が厳しく、どうしたらよいのか分からない。」といった相談も寄せられています。特に借金返済のため、他の金融業者から借り入れ行為を繰り返すと、個人の知識や努力での問題解決は、極めて困難になります。

Ｑ　　
なるほど。では、そのような多重債務の問題を抱えてしまった場合、どうしたらよいのでしょうか。

Ａ　　
はい。そのような時は、ひとりで悩まず相談することが大切です。さまざまな窓口がありますが、消費生活センターもその一つです。ご相談いただければ、内容に応じた相談窓口をご案内いたします。

Ｑ　　
分かりました。それでは、今回の「多重債務者無料相談会」とはどのようなものなのでしょうか。

Ａ　　
これは、県内の自治体や財務省、警察、県弁護士会、司法書士会などから構成された「埼玉県多重債務対策協議会」が、銀行、クレジット、消費者金融、ヤミ金融などから借り入れしている方を対象に、今月9日（木）から23日（木・祝）までの間、さいたま市や熊谷市など県内10会場で開催する、弁護士や司法書士による無料の面接相談会です。

Ｑ　　
なるほど。それでは、弁護士さんや司法書士さんに相談すると、多重債務問題の解決に向けて、どのような助言が受けられるのでしょうか。

Ａ　　
まず、相談内容を十分に伺い、債務整理や生活再建に向けてのお手伝いをします。必要であれば、任意整理や自己破産など法的手続きによる解決の道筋を探る場合もあります。

Ｑ　　
分かりました。それでは、実際に相談したいときはどのようにしたらよいのでしょうか。　

Ａ　　
はい。相談をするには、電話による事前予約が必要です。専用番号は、048－862－0505で、11月1日（水）から11月22日（水）までの土日祝日を除く、午前10時から午後4時までの受付になります。

　　　
さいたま市内では4回あり、11月9日（木）に浦和駅西口にある埼玉弁護士会館2階相談室、11月10日（金）に大宮駅西口にあるさいたま市消費生活総合センター、11月14日（火）に浦和駅西口にある埼玉司法書士会浦和総合相談センター108号室、11月23日（木・祝）に浦和駅西口にある埼玉教育会館102号室です。各会場の時間は、いずれも午前10時から午後4時まで開催されます。

Ｑ　　
分かりました。
それでは、最後に、さいたま市の消費生活センターのご案内をお願いします。

Ａ　　
はい。さいたま市のセンターは3か所あります。まず、消費生活総合センターが、大宮駅西口ＪＡＣＫ大宮ビル6階にあり、相談の電話番号は、048-645-3421です。次に、浦和消費生活センターが、浦和駅東口コムナーレ9階にあり、048-871-0164です。この2か所の受付時間は、月曜日から土曜日の午前9時から午後4時30分までになります。
もう1か所が、岩槻消費生活センターで、岩槻駅東口ワッツ東館・岩槻区役所内3階にあり、電話番号は048-749-6191です。受付時間は、月曜日から金曜日の午前9時から12時、午後1時から4時30分までです。
なお、日曜日は、電話のみのご相談ですが、消費生活総合センターで、午前9時から午後4時までお受けしております。
最後に、11月23日（木・祝）勤労感謝の日、午前10時から午後3時30分までＪＲさいたま新都心駅東西自由通路で第23回さいたま市消費生活展を開催します。漫才や落語、キティちゃんのステージと写真撮影などのアトラクション、消費者団体によるパネル展示などを行っておりますので是非ともお越しください。お待ちしております。

Ｑ　　
本日は、「多重債務者無料相談会」について、岩槻消費生活センターからお話をお伺いしました。ありがとうございました。

Ａ　　
ありがとうございました。