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更新日付:2023年11月22日 / ページ番号:C057564

コリネバクテリウム・ウルセランス感染症

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コリネバクテリウム・ウルセランス感染症 とは

 コリネバクテリウム・ウルセランス感染症は、ジフテリア菌と同じコリネバクテリウム属に分類されている細菌によって起こる動物由来感染症で、人や犬、猫、牛などの様々な動物において感染が確認されています。

感染経路・症状

ジフテリアによく似た症状を引き起こします。

呼吸器感染:初期に風邪に似た症状を示し、その後、咽頭痛、咳などとともに、扁桃や咽頭などに偽膜形成や白苔を認めることがあります。

呼吸器以外では、頸部リンパ節腫脹や皮膚病変の感染例も報告されています。

予防について

 国内では、ウルセランス菌に感染した犬や猫から人への感染が確認されています。しかしペットなど動物の接触に対し、過度に神経質になるよりも、一般的な日頃の衛生管理として、動物と触れ合った後は、手洗いを確実に行うことが重要です。
 ※鼻水などの風邪様症状、皮膚炎、皮膚や粘膜潰瘍などを示している犬や猫などペットに触れる場合は、過度な接触は避け、手袋やマスクの着用、手洗いを励行しましょう。

 国内では、人に対する定期予防接種の対象である3種混合(H24.11以降は4種混合)ワクチンにジフテリアトキソイド(ワクチン)が含まれています。このワクチンは、この感染症にも有効であると考えられています。

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