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更新日付:2020年2月27日 / ページ番号:C070428
江戸幕府を開いた徳川家康は、没後、日光東照宮に祀られました。「日光御成道」は、歴代将軍が日光社参の際、岩槻城に宿泊したため、江戸から岩槻を経て日光に向かう経路として整備された街道です。
将軍の社参は江戸時代中頃から少なくなりましたが、岩槻などの宿場は近隣の産物が集まる商業の中心地でもあったことから、こうした宿場と江戸とを結ぶ日光御成道は、経済や文化交流の動脈にもなっていました。この「日光御成道」と、市内の大門宿、岩槻宿、街道に隣接する「野田のさぎ山」など、周辺地域の歴史や文化について紹介しました。
平成23年10月4日(火曜日)から12月11日(日曜日)
さいたま市立浦和博物館2階展示室
日光御成道のなりたちと経路
日光御成道は何のために整備され、どのように使われたのかを紹介しました。
将軍の日光社参
日光御成道の役割である、歴代将軍の日光社参のようすについて紹介しました。
野田のさぎ山
日光御成道に面し、社参の将軍も見物した野田のさぎ山について紹介しました。
宿場町・大門
日光御成道の宿場町である大門宿のようすについて紹介しました。
城下町・岩槻
社参の将軍が宿泊した岩槻城や、宿場町でもあった城下町のようすや、御成道との関係について紹介しました。
近代の日光御成道
明治維新後の沿道の変化について、岩槻城と城下町、野田のさぎ山、日光御成道に沿ってつくられた武州鉄道の計画から廃止などについて紹介しました。
日光御成道の周辺の地域のくらしについて、鷹場やさぎ山との関係、将軍や大名の通行による負担のようすなどを中心に紹介しました。
講師 根崎 光男 氏(法政大学教授)
日時 11月23日(水曜日・祝日) 14時から15時30分
会場 浦和コミュニティセンター9階 第15集会室
日時 11月12日(土曜日)・12月3日(土曜日)11時から・14時から(各30分程度)
会場 浦和博物館
特別展のテーマにあわせた講座「日光御成道を探る」を東浦和図書館で開催しました。
浦和博物館学芸員が、日光御成道や開催中の展示について紹介しました。
日時 10月14日(金曜日) 14時から15時30分
会場 東浦和図書館イベントルーム
教育委員会事務局/生涯学習部/博物館/浦和博物館
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