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更新日付:2024年3月25日 / ページ番号:C113200

業務内容紹介(技術職・建築)

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業務内容紹介(技術職・建築)

 令和6年2月8日にオンライン開催しました「さいたま市職員を目指す人のための業務内容説明会」にて使用した資料を掲載します。
 ※資料の情報は令和6年2月8日現在のものです。

 資料のみ閲覧する場合はこちらをご覧ください。
 技術職・建築の業務内容(PDF形式 2,268キロバイト)

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 皆さん、こんにちは。
 さいたま市建設局建築部住宅政策課の青島と申します。
 本日は、さいたま市の建築職の仕事について説明します。

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 まず、私の自己紹介をします。
 私は埼玉県桶川市出身で、大学では建築系の学科に進みまちづくり系の研究室に在籍していました。平成29年度(2017年度)にさいたま市に入庁し、現在7年目になります。入庁してから4年間は南部建設事務所建築審査課に配属され、令和3年度から現在所属する住宅政策課に配属されました。
 

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 本日は、建築職の業務内容について私が関わった業務も交えながら、ご覧の順序でお話しします。

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 まず、建築職の仕事内容について説明します。

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 建築職が配置されている庁舎としては、「さいたま市役所本庁舎」のほか、西区、北区、大宮区、見沼区、岩槻区の地域を担当する「北部建設事務所」(北部都市計画事務所)、中央区、桜区、浦和区、南区、緑区の地域を担当する「南部建設事務所」(南部都市計画事務所)などがあります。そのほか、市内の各地域ごとにある、まちづくり事務所への配属もあります。
 

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 建築職の業務内容は大きく分けると3つに分類出来ます。
 営繕部署では、庁舎や学校など、公共施設の新築、増改築や大規模改修工事に関する設計、工事の監督業務を行います。
 許認可部署では、法律や条例に基づき審査や許認可などを行います。また、地域の実情を踏まえ市独自の規制、誘導を図るため、条例や要綱などの制定、改廃などを行います。
 まちづくり部署では、「区画整理」や「市街地再開発」などの事業を推進したり、地元の方々などの関係者の合意形成を図り、都市計画などの決定や変更などを行います。
 

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 建築職が配属される部署についてご紹介します。
 まずは建設局です。建設局では、本庁舎にある建築部の各課、そのほか大宮区役所内の北部建設事務所、中央区役所に隣接する南部建設事務所の各課が主な配属先です。
 

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 次に都市局です。
 都市局では、都市計画部・まちづくり推進部・都心整備部の各課やまちづくり事務所、さらには都市計画事務所が主な配属先です。また、そのほかにも公共施設を管理する部署などにも配属され、新築の計画など、事務職や他業種の職員と業務を行うこともあります。
 

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 次に示すのは、建設局各課の主な業務内容についてです。
 建設局建築部に所属する課では、法律や条例を扱う建築総務課や建築行政課、市営住宅等の管理、建替えの企画調整や分譲マンションへの支援を行う住宅政策課、公共建築物の工事や設計の監督を行う営繕課や保全管理課などがあります。建設事務所に所属する建築審査課や建築指導課では、申請手続きや窓口業務が多いため、市民の方と直接応対する機会が多くなります。
 そのほか、各課の主な業務内容は資料のとおりとなります。

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 次に示すのは、都市局各課の主な業務内容についてです。
 都市局では、都市計画の決定などを行う都市計画課や、各地域ごとのまちづくりを担当するまちづくり事務所、開発行為の許可などを行う都市計画指導課などがあります。各課の主な業務は、資料のとおりです。
 

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 次に、私がこれまで関わってきた業務についてお話します。

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 冒頭でもお伝えしましたが、私は入庁から4年間は、南部建設事務所の建築審査課に所属していました。また、令和3年度から現在まで建築部の住宅政策課に所属しています。
 本日は、両課で携わった業務についてご紹介します。
 

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 まずは、入庁から4年間所属した建築審査課での業務をご紹介します。
 建築審査課は主に建築基準法に基づき、建築物に係る審査及び確認、並びに中間検査や完了検査などを行っています。建築確認とは、建築物の工事着工前に、図面等が建築基準法に適合しているか審査し、確認することです。
設計者から申請があった平面図や構造計算書などの図面を建築基準法の規定と照らして適合性について審査します。具体的には、建築物の耐火性能や避難設備などの意匠審査や構造強度や構造計算などの構造審査などを行います。また中間検査や完了検査は、建築確認後に現場に赴き、確認した図面のとおりに工事が行われているか検査することです。検査では、工事監理等の状態の把握、鉄筋の種類や本数等の確認、コンクリート強度の確認、仕上げ材の種類、建築材料の規格の確認などを現場で図面と照らして建築基準法の適合性について検査します。私は、主に意匠審査を担当していましたが、消防署や小学校の図面審査や病院の検査など様々な用途の建築物に携わることができ、専門知識を身につけることで自身の成長につながりました。
 このほかに、建築審査課では窓口で市民や設計者から建築に関する相談の応対や書類の交付業務などを行っています。

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 次に、現在所属する住宅政策課での主な業務をご紹介します。
 住宅政策課では主に「分譲マンションの管理の適正化の推進」を担当しています。皆さんの中にも分譲マンションにお住いの方がいらっしゃると思いますが、現在、分譲マンションは国の法改正もあり大きな転換期を迎えています。分譲マンションは、居住者が適正な維持管理を行うような仕組みとなっていますが、マンションの老朽化や管理組合の担い手不足が顕著な高経年マンションが急増することが見込まれ、写真のような適正な維持管理が行われない状態になると、居住者や近隣住民の生命・身体・財産にも影響する恐れがあります。近年の国の法改正を踏まえ、さいたま市でも管理組合がマンションを適正に維持管理できるように幅広い支援を行っています。
 

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 実際の取組みについてご紹介します。
 最初に令和4年度に策定した「さいたま市マンション管理適正化推進計画」の策定までの道のりをご紹介します。「さいたま市マンション管理適正化推進計画」とは、近年の国の法改正を踏まえ、計画的にマンション管理の適正化の推進を図るためにさいたま市で行政計画を作成し、マンション管理施策に関する事項等を定めたものです。
 私が配属された令和3年度には、市内分譲マンション約1,800管理組合の管理状況を把握し、マンション管理に関する課題の整理や今後の施策展開の方向性を検討するため、アンケート調査と現地調査を行いました。調査準備としてアンケートの質問項目の設定を行いますが、市民の意見が汲み取りやすくなるように、先輩職員と何度も打合せして調査準備に取り組みました。また、アンケートの回答や現地調査結果を集計し、市内の分譲マンションのマンション管理に関する課題を整理し、必要な施策の検討を行い、報告書を作成しました。
 令和4年度には、令和3年度の調査報告書を基に、「さいたま市マンション管理適正化推進計画」の素案を作成し、市のホームページなどで市民から意見募集(パブリック・コメント)を実施たうえで、計画を策定しました。
 

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 次に、マンション管理組合へ実際に行っている施策をいくつかご紹介します。
 まず、年に2、3回程度マンション管理基礎セミナーを開催し、マンション管理組合の意識啓発を図っています。セミナーの開催に向けて、講演テーマの選定や専門家への講演依頼、配布資料やチラシの準備等を行いセミナーの企画運営を行います。
 また、マンションに関するガイドブックを職員で作成し、分譲マンション居住者に配布してマンション管理の意識啓発を図っています。
 その他にも、専門家団体と協力して、マンション管理組合向けの相談窓口を定期的に開設したり、優れた管理計画を持つマンションを認定する業務等を行っています。
 分譲マンション以外については、サービス付き高齢者向け住宅という、高齢者向け住宅の登録業務として図面審査や現場検査も行っています。
 このように、住宅政策課は、行政計画の策定、催し物や企画運営、ガイドブックや各種支援施策のチラシの作成、図面審査や現場検査といった多種多様な業務を行うことができます。また、市民や業者の申請を待つのではなく、能動的に必要な施策を検討し、関係団体などと協力して実現まで携われることが大きな魅力です。
 

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 最後に、私の思うさいたま市での仕事の魅力などについてお話しします。
 

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 入庁してから7年間、建築職として2部署を経験し、やりがいに感じることや、思うことについてまとめてみました。
 私がいた2部署は、仕事内容が全く違うので、感じることも違います。建築審査課では建築基準法を扱うため建築の専門知識が身につき、資格取得にも大いに役立ちます。
また、窓口があるため市民との距離が近く、窓口対応後に感謝されるとやりがいを感じました。建築審査課で感じたことは、建物利用者の安全を守るように心がけて審査し、難しい案件は他の職員も交えて相談し協力しあいながら業務にあたっていました。
 住宅政策課では自身が施策を検討し実現するまで携われることや、セミナー等で参加者から感謝されることにやりがいを感じていました。住宅政策課で感じたことは公平な視点で施策検討をするため多角的に物事を考える必要性や能動的に行動していくことの重要性を感じています。
 また、2部署を経験しましたが、他にも様々な部署があり、多様な業務を行えることは公務員の大きな魅力と感じています。
 

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 業務以外における、私が考えるさいたま市の魅力や強みです。
 国や都道府県に比べ、市民との距離が近いということ、政令指定都市のため、人口や予算の規模が大きく、大きなプロジェクトに携わる機会があること、鉄道など交通の利便性に加え、自然も豊かであること、など様々な魅力があります。
 

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 最後に、私から皆さんへアドバイスなどをお伝えします。
 特に学生の方へ、専門的な知識は業務を始めてからでも十分身につけることができるので、心配ありません。今しかできないような体験、アルバイトや旅行などをすることで、自身の視野を広げておくことの方が大切かなと思います。試験にあたっては、さいたま市の政策などを知っておくこと、専門試験については基本的な知識は身につけておいた方がよいかなと思います。建築の関係部署によって業務が多岐に渡るため、様々な経験をすることができ、自身のスキルアップに繋がると思います。
 さらに同期入庁の職員もたくさんいて、交流する機会も多いので、その点も魅力です。そして、プライベートについても、有給休暇や特別休暇を取得する環境が整っており、自身の趣味の時間に充てたりすることも可能です。
また、福利厚生も充実していて、様々な施設で利用できる制度があることも大きな魅力です。
 

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 さいたま市役所職員として一緒にさいたま市を盛り上げましょう。
 さいたま市役所で皆さんと一緒に仕事ができることを楽しみにしています。

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