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更新日付:2024年3月28日 / ページ番号:C113598

業務内容紹介(技術職・農業)

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業務内容紹介(技術職・農業)

 令和6年3月14日にオンライン開催しました「さいたま市職員を目指す人のための業務内容説明会」にて使用した資料を掲載します。
 ※資料の情報は令和6年3月14日現在のものです。

 資料のみ閲覧する場合はこちらをご覧ください。
 技術職・農業の業務内容(PDF形式 1,130キロバイト)

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 皆さん、こんにちは。
 経済局農業政策部見沼グリーンセンターの永野です。
 これから、さいたま市農業職の業務内容について説明をします。

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 まず、私の経歴についてお話をします。
 次にさいたま市の農業・農業職の主な仕事内容と配属先について紹介し、現在農業職の職員が取り組んでいる具体的な内容を少し紹介いたします。

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 私の経歴について紹介します。
 平成28年度にさいたま市の農業職として入庁しました。最初に配属されたのは経済局農業政策部農業政策課で、3年間所属しました。その後、農業委員会事務局農地調整課に2年間所属し、現在の経済局農業政策部見沼グリーンセンターへ異動し3年目となります。

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 それでは、農業職の業務内容を説明する前にさいたま市の農業について説明します。
 あまり馴染みがないかもしれませんが、さいたま市は県内第3位の農業産出額を誇っています。また、首都圏という大消費地に位置し、米や野菜、植木、花き、果樹など生産が活発に行われています。

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 さいたま市では多くの農産物が栽培されており、農家戸数は県内第1位です。西区、桜区の荒川流域では「稲作」、岩槻区、見沼区では「くわい」、見沼田んぼでは「さつまいも」や「さといも」をはじめ、多品目の野菜、梨、ぶどう、花、畜産まで営まれています。

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 農業職の配属先は行政職ほど多くありません。
 主に経済局農業政策部の農業政策課と見沼グリーンセンター、農業委員会事務局の農業振興課です。農業職の職員は現在10名おり、農業政策課に3名、見沼グリーンセンターに6名、農業振興課に1名配属されています。その他に私が以前配属された農地調整課や、企業誘致等を行う産業展開推進課、生産緑地等を管轄するみどり推進課に配属された職員も過去にいます。

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 農業職の仕事内容についてですが、市ホームページや受験案内では、「農業施策の企画立案・実施、生産者に対する指導・普及、土壌分析・試験研究等の業務に従事します」とされています。簡単に言うと農業現場の課題解決を行うことが農業職の仕事です。これから具体的な業務内容について説明します。

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 まず、私が今所属している見沼グリーンセンターでの業務について紹介します。
 私は見沼グリーンセンター園芸係の果樹班として、試験ほ場での果樹の栽培を行っています。見沼グリーンセンターでは梨、ぶどう、ブルーベリー、いちじく、キウイフルーツなど、多品目の果樹を栽培しており、農業者からも試験の要望などを聞きながら栽培方法の検討、試験栽培を行っています。試験ほ場は、果樹を生産している農業者団体の勉強会の場としても活用されています。他にも野菜班、温室班に担当の農業職職員がついており、農業者、埼玉県の農業技術普及員、農協等と連携して栽培面での課題解決に向けた取り組みを実施しています。

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 また、新規就農者、就農希望者中心に、栽培・経営に関する学びの場として農業基礎セミナーを企画・開催しています。
農薬、肥料会社のメーカーや市の担当部署の職員などに講師を依頼し、令和5年度には4回開催しました。見沼グリーンセンターでは他にも親子で農業を学ぶ親子農業体験教室の開催、農業者の助っ人として援農ボランティアの育成・派遣や過不足なく適正な肥料を施用するための土壌診断などの業務を行っています。

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 それでは見沼グリーンセンター以外の部署での農業職の業務について説明します。
 現在、日本の農業の課題として、高齢化等による農業従事者の減少が大きな問題となっています。その課題解決に向けて、就農準備研修という市独自の取組を行っています。主に研修内容の企画や講師とともに研修生への技術指導を行っています。
 また、就農相談をスムーズに受けるため、ワンストップ就農相談窓口の開設や、農地を貸したい方と借りたい方をマッチングする農地マッチング制度を行っています。主に新規就農者と農地所有者との潤滑油として新規就農を志す方がスムーズに就農できるようにお手伝いをしています。

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 さいたま市では、地元で収穫した農産物を地元で消費する地産地消にも力を入れています。
 農情報ガイドブック「トレトリ」の発行、市内産農産物プチマルシェの開催やさいたま市農業祭および農産物共進会の開催を通じて市内産農産物が多くの市民に手に取ってもらえるよう取り組んでいます。
 また、青年農業者の団体と連携して、毎年さいたま市役所本庁舎東側広場で年末農産物即売会を行っています。

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 これからの取り組みとして、「有機農業の推進」があります。
 現在、国を挙げて有機農業を推進しようという動きがあり、さいたま市でも新規就農を希望する方の多くが有機農業を志しています。そこでオーガニックシティフェスの開催協力や、農業職職員がオーガニック検査員の研修を受け、有機JAS取得を推進する取り組みを行っています。

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 農業職の業務は紹介した以外にもたくさんありますが、どの業務も農業者や関係機関とのコミュニケーション・連携が必要になってきます。農業の専門知識はある程度必要ですが、入庁後の現場での知識収集、経験が非常に大きいと感じました。私も、大学時代は一から収穫まで農産物の栽培に携わったことがありませんでしたが、市内農業者の訪問や農業職の先輩からの指導のおかげで業務に取り組むことができています。
 農業職の職員は話しやすい方ばかりで若い職員も多いので、気軽に報告・相談できます。
 農業職職員の一員として、一緒にさいたま市の農業を盛り上げましょう。

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