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更新日付:2023年9月28日 / ページ番号:C098256

使われた投票用紙のその後、ご存じですか?(投票用紙リサイクル)

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投票用紙リサイクルの取り組みについて

選挙で投票する際に使用する「投票用紙」。
とても書き心地が良く、破れにくいのが特徴です。
この投票用紙は選挙のたびに大量に作成されます。
※参考 令和5年4月に行われたさいたま市議会議員選挙の際にさいたま市で使用するために作成された投票用紙の枚数は約110万枚!

実はこの投票用紙の素材は合成紙で、原料はなんと「プラスチック」でできているんです!
ところで、この投票用紙、選挙が終わった後はどうなっていると思いますか?

投票用紙については、選挙で選ばれた人の任期が終了したら処分することが可能です。
処分は基本的には各自治体ごとに実施しており、処分の方法も焼却、リサイクルと様々で自治体によって異なります。

さいたま市では、直近では、この投票用紙をNPO法人選挙管理システム研究会に依頼し、「リサイクル」しています。

なぜリサイクルするの?

投票用紙はプラスチックが原料となっているため、焼却して処分することが容易です。さいたま市でも以前は焼却処分を行っていました。
しかし、選挙のたびに発生する大量の投票用紙を資源として有効活用ができないか検討した結果、NPO法人選挙管理システム研究会が実施しているリサイクルを依頼することとなりました。
また、リサイクルを実施することで、焼却する際と比較し、二酸化炭素の排出量を約90%減らす(※)ことができ、SDGsにも繋がる取り組みであると考えています。

※NPO法人選挙管理システム研究会調べ

リサイクルの過程についてみてみよう

●投票用紙のリサイクルの流れはこんな感じ!!

1.回収・保管
任期が終了し、処分可能となった投票用紙を回収し、工場へ運び込みます。
さいたま市ではトラックにより回収を行っています。回収・保管の際には、他のものとの混在や紛失が無いように細心の注意を払っています。

carry
mailbox


2.仕分け・分別作業
回収された箱の中身を仕分けし、投票用紙だけにします。紙や輪ゴム、クリップ等は一緒にリサイクル処理できないため取り除かれます。

sorting
sorting2


3. 粉砕・ブレンド作業
投票用紙を細かく粉砕し、再資源化する際にある強度を保てるようにプラスチックチップと混ぜ合わせます。

crushing
blending


4.溶解
粉砕・ブレンドされた投票用紙を高熱電気炉に入れて溶解します。

dissolution2


5.ペレット化
溶解したものをペレット化(黒いチップ状のもの)します。これが製品原料になります。

dissolution


6.製品へ生まれ変わります。

資源化したプラスチック素材はどうなるの?

リサイクル処理されてペレット化された投票用紙は啓発で使用するうちわの骨組み等に活用されます。

recycle
recycle2

→資源化の工程・再利用例の詳しい内容はこちら(新しいウィンドウで開きます)

この記事についてのお問い合わせ

選挙管理委員会事務局/選挙課 
電話番号:048-829-1773 ファックス:048-829-1994

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