メインメニューへ移動 メインメニューをスキップして本文へ移動 フッターへ移動します


ページの本文です。

更新日付:2023年1月11日 / ページ番号:C022996

第3回さいたま市区名選定委員会 審議結果

このページを印刷する

第3回 審議結果

平成14年9月25日(水曜日)
浦和ロイヤルパインズホテル
(4階ロイヤルクラウン)

第3回了承事項

  • 区名案の選定方法について、区名案は各区とも区名投票に挙げたものの中から、多数決でなく、協議の上、委員の大方の賛同が得られたものをもって区名案とする。
  • 次回、第4回さいたま市区名選定委員会において、本日、委員の方々から出された意見等を集約しながら、委員長・委員長職務代理者により私案を作成し、提示することとした。

1 開会

人事異動により変更となった委員の紹介

2 報告

(1)区名投票結果について

区名投票結果について
質疑
なし

(補足)議事に入る前に、「さいたま市区名選定委員会決定事項」について確認

さいたま市区名選定委員会決定事項

さいたま市における区名案選定に当たっての基本的な考え方

  1. 区名公募結果などは、市民の貴重な意見であり、区名案選定に当たっての重要な判断材料として尊重すること
  2. 各区の名称の整合性を考慮すること
  3. 簡素で、親しみやすい名称とすること
  4. 各区域の特色が表現される名称とすること

具体的な区名案選定方法について

区名投票は市民の貴重な意見であり、区名案選定に当たっての重要な判断材料として尊重することとするが、その性格は「区名案に関する市民意向調査」であるので、投票結果にかかわらず、区名選定委員会として様々なものを考慮した上で、さいたま市の区の名称として相応しいものを選定する。

3 議事

(1)区名案について

質疑要約

井原委員長
各区の区名案に対する意見を一括していただきたい。

中村(圭)委員

  • さいたま市が発足し、100万市民が一日も早く一つになることが大切である。
  • 本来ならば投票結果一位の名前を選ぶのが適切だが、旧大宮・浦和・与野は極力少なくし、東西南北のありきたりな名前でなく、将来に向かい区を象徴できる名前にしたい。
  • 旧市域のこだわりを捨て発展し、一つになっていくことを願い、E区については中央区を選定していただきたい。

田代委員

  • 地名は、歴史的・文化的遺産であり、できる限り尊重して残していくべきである。
  • C区・E区・G区は、意向調査でも一位で、中世以来の由緒ある地名の、大宮区・与野区・浦和区で結構だと思う。
  • その他の区は、東西南北が付いた区名が市民から支持されているが、余りにも単純すぎやしないかと思う。
  • A区は、この区域のほぼ北半分が、かつての指扇領18カ村の中に含まれ、その経緯から「指扇」が適当である。
  • F区は、荒川に沿って秋ヶ瀬公園があるので、「秋ヶ瀬」と考える。
  • I区は、意向調査で最下位だが、見沼田圃・通船堀、歴史的謂れ等を考えると「見沼」。
  • D区は、I区を「見沼」とするなら、見沼田圃を流れる芝川上流で「芝川」が適当。
  • B区・H区は、市域の位置から、単純に「北」「南」と考える。
  • 歴史的な謂れ、由緒、その土地の特徴等を考慮し、特色ある区名を選定すべきである。

鶴崎委員

  • C・G区は、いろいろと歴史を見る中で「大宮」「浦和」が好ましい。
  • E区は、いろいろな意見を聞いているのでコメントは差し控えたい。
  • D区は、大きく見沼田圃が入り込み、真ん中に見沼田圃がある感じになっている。芝川も流れているが芝川は境界線でもあり、芝川といった場合にはC区・B区にまたがる。
  • I区は、浦和美園駅もでき、将来的な見地から、「美園」がわかりやすい。
  • B区は、上尾・伊奈の問題でどうなるかわからないが、将来的に都市として膨張する可能性を考えれば、単純に「北」は若干異論がある。

平沼委員
与野の名前は、地元では懐かしく、歴史もあり捨て難いが、知らない人も多く、新都心や駅もでき、さいたま市の将来を考えたときには「中央」が一番良い。

中島委員

  • 他の政令市の区名は東西南北が少なく、投票結果の区名案から東西南北を消すと、もう少し見えてくる。
  • E区は、集計結果を勝手に解釈すると、「新都心」「彩央」「与野中央」等、大半は中央をイメージしており、与野の名前の古い歴史もあるが、将来・地域バランスを見ると「中央」が他に勝る名前と考える。

宮田委員

  • 地名には長い歴史や曰く因縁がある。
  • 全国では与野はわからず、存在がはっきりしないのが実態。大宮は鉄道等、浦和は県庁所在地で知名度が高い。だから、C区・G区は「大宮」「浦和」で区名で残したいが、「与野」はこの際やむを得ない。道州制の導入による行政の効率化等の面、行政機関の中心地でもあることから、E区は「中央」。
  • A区は、歴史的にも「指扇」。
  • B区は、3市だけでさいたま市が進むのかわからず、東西南北の「北」はどうかという気がするので、「宮原」。
  • 「見沼」は、見沼田圃の歴史等を考えるとどこかに残したい。D区は、I区よりも見沼の面積が広いことから、D区に残した方が良い。
  • F区は、東西南北でなく、「秋ヶ瀬」。
  • G区は、「浦和」。
  • H区は、何とすべきか難しいが「武蔵浦和」とか。
  • I区は、D区が「見沼」となれば「美園」。

井原委員長
意見を伺い、委員長・委員長職務代理で相談し、次回、素案を提出したいので、遠慮なく発言をお願いしたい。

田代委員

  • E区は「中央」という意見が出たが、中央に対する周辺という意味にもなり、上尾などを視野に入れると中央の位置ではなくなることから、一考願いたい。与野は知名度が低くとも、歴史的な地名である。
  • D区・I区の見沼の問題だが、見沼と言うと見沼通船堀といった史跡があり、浦和をイメージするのではないか。

中村(圭)委員

  • A区は、荒川や鴨川などがあり、緑豊かな地域なので「緑」。
  • B区は、東西南北を付けないとすれば、「宮原」「彩北」「盆栽」だが、「宮原」が妥当性がある。
  • C区は、「大宮」が妥当。
  • D区は、I区より「見沼」の投票が多いようなので、市民意見を尊重し「見沼」を推薦したい。
  • 与野という地名は歴史・由緒ある地名で、与野本町という住居表示でも残っていく。町内会、駅名、その他で、また、さいたま新都心を中心に合併を成し遂げたことからも、与野の歴史は永遠に残っていく。広く全国から見ても、さいたま市の中央に位置する町、新都心西の玄関口で、論理的に「中央」と名乗って不自然でない。新しい歴史をつくっていきたい。
  • F区は、秋ヶ瀬という歴史ある地名があるが、大久保の人たちからは、今一つ地域性がなくなるのでは、という感があり、サクラソウの歴史、明るいイメージで「桜」を提起したい。
  • G区は、「浦和」。
  • H区は、人口も多く、将来の分区の話や、二つの駅を抱えていることから、東西南北を付けない中、特例的に「南」。
  • I区は、サッカースタジアムや地下鉄の駅などもでき、三室等の他の地域住民の声もあるかと思うが、呼び名も非常に良い印象を受けるので「美園」を提案してはいかがか。

鶴崎委員

  • F区について、斬新なアイデアとして全国に桜をイメージしたらどうかとの話があったが、サクラソウ自生地はなかなかなく、これからの創造性をネーミングに含んでおり、「桜」に賛成。
  • それを応用すると、B区の「盆栽」は最下位であるが、旧大宮の世界へ発信できる文化、盆栽村という全国から注目されている地区もあり、こういうものを残していくことが文化性があり、地域のシンボルになる。将来、創造性豊かな区になり、全国から洒落た名前と思われる名前になっていくものと思う。

田代委員
E区について、与野は地名として残ると言われたが、駅名ではあるにしても、町の名前として出てこないのではないか。

中村(圭)委員

  • 住居表示上、与野は本町東・西であり、戸籍や土地の台帳には残っている。与野は昔から通称で与野本町と言われており、愛称的なもので残っていく。
  • 与野は合併し、与野市は消えたが、与野という名前は決して消えていくものでない。

井原委員長
与野は、学校、公園、公民館等の建物名等で残り、町名としては残らない。

茂木委員

  • E区が話題の中心になっているが、区で与野区が残っていないのはいかがなものか。
  • それ以前に、今、各論的な話をすべきなのか。全体の問題として『この名前にしよう』ではなく『これはいけない』という話をすべき。
  • 区名の募集は一切の縛りをかけずに始まってしまい、今になって東西南北が良くないというのも難しい。
  • 東西南北、中央でなく、一般的に他の政令市にない、オリジナリティのある名前、歴史が活かされる名前を薦めていただきたい。

村田委員

  • 市民は『自分たちが一番望ましい名前はこれだ』ということで投票されたのではないか。長く伝統的に、その名前が今後も続いてほしいという形が、第一位の票に表れたのである。
  • 東西南北は平易的と言うが、他の政令指定都市では東西南北が入っている。『平凡は非凡に勝る』という言葉もあるように、投票結果を委員会としてどのように位置付け、参考にするのか。市民投票の尊重度を高めていただきたい。

井原委員長

  • 前回申し上げたが、市民の意向を無視するわけにはいかないが、区名投票の数が一番多いものを名前にするのではなく、最終的にはこの委員会で決めようということであるので、ご理解いただきたい。市民の意向を十分に尊重すべきなのは当然わかっており、十分理解するつもりである。
  • 浦和・大宮が大変困難な中で合併し、まだ浦和・大宮の名前を残すことがどうなのかということで、大宮と浦和は一つずつ残すということ、与野は「与野」か「中央」か、いろいろこれからの皆さんのご意見で、その他の地域も、東西南北ほか、こういう名前にしたらどうか、といったご意見もいただいた。
  • さらに意見を拝聴し、次回、私案を提供し、さらに審議いただきたいので、意見を十分提出いただきたい。

鶴崎委員
確認だが、次回、委員長・委員長職務代理者で素案を出すとのことだが、素案はいくつにまとめるのか。一つだけ出すのか。その方向性を示していただきたい。

井原委員長
素案は一つ。そこで決めるのでなく、そこでまた審議いただきたい。

鶴崎委員
素案が一つ出され、どのくらいのペース、あと何回で決めるのか。

井原委員長
次回で決めたいと思う。皆さんの意向を拝聴し、素案のとおりか、修正していくか、それをその場で決める。これだけの数の委員がいることから、全員が賛成というのはあり得ないと思うが、少なくとも4分の3くらいの方に賛同いただければ、それで仕方ないというつもりでいる。

田中委員

  • 地名を決めるのは、過去、歴史を踏まえ決めるのが大事であろうし、同時に、現在、実態に即した名前を付けるべき。もう一つ、他市との合併等、未来はわからないが、将来を見据え決めるべき。
  • 過去、現在、未来を見据えて、9区の名前は、独自性、魅力のある名前が選ばれるべき。
  • 旧市に東西南北を付けた名前は工夫がないと思っていたが、先ほど盆栽区が素晴らしいという意見に、全く同意見である。そういう発想の委員会であることに感心していた。是非、素案をまとめるときは、今日の意見を汲み、過去・歴史、現在・実態、将来・未来を認識し、素案を提示願う。

中村(利)委員

  • 投票結果で旧市名が多いのは、投票前からわかること。
  • 投票一位の「与野」、これについて聞いたところ、大体、お年寄りが多く、与野の名前に郷愁がある、郵便でわかりやすい等の意見もあった。
  • よそへ行っても『与野はどこ?』と、知名度がないと感じていた。その中で、若い人は将来は中央区がいい、という意向である。
  • 歴史は大事だが、住民、現在の意識が一番大事。
  • 先ほどの話でも「中央」が多く、私も「中央」を支持したい。

井原委員長
ご意見がないようであれば、本日はご意見をいただくだけとして、次回、委員長職務代理者と、投票結果、本日のご意見、その他を考慮し、区名案のたたき台を作成し、それをもとに協議いただき、区名案をとりまとめたいと考えるが、よろしいか。
((補足)異議なし)賛同いただけたので、そのようにさせていただく。

4 その他

次回の区名選定委員会の開催は、9月30日(月曜日)13時30分より、浦和ロイヤルパインズホテル4階「ロイヤルクラウン」で行う。

5 閉会

閉会

この記事についてのお問い合わせ

都市戦略本部/都市経営戦略部 企画・広域行政・SDGs推進担当
電話番号:048-829-1033 ファックス:048-829-1997

お問い合わせフォーム