ページの本文です。
更新日付:2023年7月13日 / ページ番号:C098245
今回の特別企画展は、福岡県指定無形文化財工芸技術「人形制作」保持者であり、公益社団法人日本工芸会に所属する人形師・中村信喬氏の協力のもと、中村氏の作品展を開催します。
中村信喬氏
博多人形師を継ぐ家系の3代目に生まれ、「人」の祈りを「形」にすることを信条として、さまざまな人形を作り続けてきた中村信喬(1957年~)。博多人形の伝統・技術を継承し、1996年から博多の夏の神事である「博多祇園山笠」の人形を作り続け、2022年には福岡県指定無形文化財工芸技術「人形制作」保持者に認定されました。一方で中村は、20代半ば頃から公益社団法人日本工芸会を中心に、公募展にも積極的に出品するなど、博多人形の型にとらわれず、ひろく「人形師」として創作性の高い作品を発表し続けてきました。
本展では、野外モニュメントをはじめとして、あらゆる人形の可能性を追求し続けている中村の作品を一堂に紹介します。未来を見据えて、あくなき挑戦を続ける中村の人形には、作者の思いに通じた、未来へのまなざしが感じられます。本展が、見る人の心に届き、人形の新たな魅力に気づく機会となれば幸いです。
【主な展示作品】※都合により出品作品が変更になる場合があります。
令和5年7月29日(土曜日)から令和5年9月10日(日曜日)まで
9:00から17:00まで ※入館は閉館時刻の30分前まで
【休館日】月曜日
さいたま市岩槻人形博物館(岩槻区本町6-1-1)
電車をご利用の場合:東武アーバンパークライン(野田線)「岩槻駅」から徒歩約10分
車をご利用の場合:東北自動車道「岩槻IC」出口から約5.5km、車で約12分
駐車場:無料30台
※岩槻人形博物館公式ウェブサイト https://ningyo-muse.jp
一般/500円(350円)、高校生・大学生・65歳以上/250円(150円)、小学生・中学生/150円(100円)
※( )内は20名以上の団体料金。障害者手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は半額。
※本展会期中、着物で岩槻人形博物館に来館されると、観覧料が無料になります。≪着物で岩槻≫
1 デモンストレーション(人形制作)
日時:令和5年8月5日(土曜日) 14:00から15:00まで
講師:中村信喬氏
会場:当館会議室
定員:30名 ※申し込み不要、先着順
2 特別ギャラリートーク
日時:令和5年8月6日(日曜日) 14:00から ※45分程度
講師:中村信喬氏
会場:展示室3
※申し込み不要、要観覧券、当日展示室前に集合
3 特別ギャラリートーク(クロストーク)
日時:令和5年9月3日(日曜日) 14:00から15:00まで
講師:中村信喬氏×是澤博昭氏(大妻女子大学教授)
会場:展示室3
※申し込み不要、要観覧券、当日展示室前に集合
スポーツ文化局/文化部/岩槻人形博物館
電話番号:048-749-0222 ファックス:048-749-0225