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更新日付:2023年10月6日 / ページ番号:C099683
さいたま国際芸術祭2023が、2023年(令和5年)10月7日(土曜日)に開幕します。
気候変動、社会格差、分断、戦争など、様々な人類的課題が切迫する現代社会の中で、わたしたち自身をもう一度みつめ、アーティストや鑑賞者、芸術祭に関わるあらゆる人々の眼差しを通して、日本を代表する生活都市「さいたま」から、わたしたちの暮らしや街、更にはこの世界をあらためて捉え直す。そんな機会に繋がる芸術祭を目指します。
メイン会場の「旧市民会館おおみや」は、かつて成人式や各種発表会が行われるなど、長く市民の方々に親しまれてきた劇場。この劇場が、常に動き続ける劇場として65日間、再び稼働します。
メイン会場(旧市民会館おおみや)への入館にはチケットの購入が必要となります。会期中は公式WEBサイトおよびメイン会場受付にてご購入いただけます。
詳しくは公式WEBサイトをご覧ください。
メイン会場では、芸術祭テーマと親和性の深い様々な作品を紹介。現代アーティスト、写真家、盆栽師、研究者など、国際的に活躍するアーティストや、新進気鋭の多様なアーティストたちが、独自の視点から「わたしたち」の存在の根源に迫る作品を発表する。
メイン会場の大ホールでは、連日、音楽、パフォーミング・アーツ、映画上映などの様々な公演を開催。そのリハーサルや準備の風景も公開する。また、インスタレーションなどの展示作品の中には日々変化する作品も。加えて、市内各所では、市民プロジェクト・キュレーターらを中心に展開する「市民プロジェクト」や、さいたま市の文化芸術資源との連携を図る「連携プロジェクト」など、数多くの展示やイベントが連日展開され、会期中は同じ状態の日がないほど変化し続ける芸術祭となる。
メイン会場に設置された透明版による会場導線。建物の外から中へと観客を誘い、時に展示空間を分断/接続させながら会場全体に展開される。導線の構造となるフレームは「窓」の機能を持ち、その向こう側に広がる何気なく置かれた箒や塵取りなどの日常的な光景を、あらためて「みる対象」に置き換え、ひとつの「景色」としてわたしたちに対峙させる。
パフォーマンスとそうでないものの差が曖昧になる仕掛けを多数展開する企画「SCAPER」。実態が明かされることのないSCAPERの活動は、その実態の有無を観客自身の判断に委ねることになる。毎日各所に続々と現れるSCAPERは、芸術祭の会場や場所という枠を超えて、わたしたちが迎える現実や、日常の概念の中に新たな視点を見出す。
アーティスト 荒神明香、ディレクター 南川憲二、インストーラー 増井宏文を中心とする現代アートチーム。個々の技術や適性を活かしたチーム・クリエイションによる制作活動を展開。観客を含めた状況/導線を重視し、「我々の捉える世界の“それ”が、“それそのもの”となることから解放する」作品を様々な場所で発表している。
倉田翠、村川拓也、エム・ジェイ・ハーパー、ジム・オルークの公演を鑑賞するためには、メイン会場入館チケット(1DAYチケット・フリーパス)の購入に加えて、公演チケットが必要です。公演チケットは以下のWEBサイトから予約・発券してください。※テリー・ライリー コンサートは満席となりました。
「公演チケット」予約サイトURL:https://p-ticket.jp/saitama-culture/show/af230907/schedule
「さいたま国際芸術祭2023」へのアクセスには、「さいたま新都心駅」と「大宮駅」の2つの選択肢がある。どちらの駅もメイン会場まではほぼ同距離。
「さいたま新都心駅」は、その名の通り、駅を降り立つと整備された近代建築がそびえ立つ。一方の「大宮駅」は在来線、私鉄、新幹線が乗り入れるターミナルで、駅を出ると「さいたま新都心駅」とは対照的な、昭和の残り香を漂わせるビルや立ち飲み屋が立ち並ぶ。
どちらの駅からアクセスするか。鑑賞者の選択によって、芸術祭の印象や風景が変わる。
自らが選ぶことから、「さいたま国際芸術祭2023」の体験が始まる。
メイン会場「旧市民会館おおみや」は、1970(昭和45)年に完成し、2022年3月の閉館に至るまで半世紀余り“市民のハレの舞台”を支え、多くの人々に親しまれた劇場。閉館以降閉ざされていたその扉が、芸術祭開催に伴い65日間ふたたび開かれる。目[mé]がディレクションを手掛けるメイン会場には、現代美術家、研究者、編集者、演出家や盆栽師など、さまざまなアーティストが参加し、多様な公演や展示作品を連日展開する。また、公演の準備やリハーサルなどの様子も公開。展示作品の中には会期中に変化するものもある。メイン会場は“動き続ける会場”として、訪れる度にその表情を変える。
・住所:埼玉県さいたま市大宮区下町3-47-8
・アクセス:「さいたま新都心駅」東口「大宮駅」東口より徒歩約15分
・開館時間:[日曜日・火曜日から木曜日]10時から18時まで [金曜日・土曜日]10時から20時まで
・休館日:月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
※メイン会場には駐車場はありません。ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。
メイン会場の展示、大ホールの公演を鑑賞するにはチケットが必要です。
「1DAYチケット」に加え、メイン会場に、会期中何度でも入館できる「フリーパス」(特典付き)も販売。
一般 | さいたま市民 | |
1DAYチケット | 2,000円 | 1,500円 |
フリーパス | 5,000円 | 3,500円 |
※「1DAYチケット」:入館日のみメイン会場を鑑賞可能 (当日に限り再入館可)
※「フリーパス」:署名されたご本人様に限り、メイン会場を会期中何度でも鑑賞可能
※高校生以下、障害者手帳をお持ちの方及び付き添いの方(1名)は無料
公式WEBサイトおよび市内文化施設・コミュニティ施設にて販売。詳しくは公式WEBサイトをご覧ください。
※当日販売期間:2023年10月7日(土曜日)から12月10日(日曜日)
※「1DAYチケット」「フリーパス」はメイン会場(旧市民会館おおみや)のみ入館可能。その他の会場は別途入館料がかかる場合があります。
※チケットの払戻し及び再発行はいたしません。
「さいたま国際芸術祭2023」は、目[mé]がディレクションするメイン会場のほか、3名の市民プロジェクト・キュレーターらが展開する「市民プロジェクト」や、市内文化芸術事業と連携した「連携プロジェクト」などを市内各地で展開します。
さいたま国際芸術祭は、さいたま市を舞台に3年に一度開催される芸術の祭典です。2016年に一回目の芸術祭を開催して以来、文化芸術を活かした地域の活性化や都市の魅力向上を目指し、文化芸術都市としてのさいたま市を創造するため、国内外のアーティストと共に展開しています。市民と市民、市民とアーティスト、アーティストと地域が交流する機会を創出する「共につくる、参加する」市民参加型の芸術祭として、さいたま市内で広く開催していきます。
<芸術祭全体、メイン会場プログラムに関する問い合わせ>
さいたま国際芸術祭2023広報事務局(株式会社OHANA内)
担当:山田、妹尾(せのお)、細川
電話:03-6869-7881
ファックス:03-6869-7801
<市民プロジェクト・連携プロジェクト・その他個別の事業に関する問い合わせ>
さいたま国際芸術祭実行委員会事務局(公益財団法人さいたま市文化振興事業団 国際芸術祭推進課内)
担当:井上(昌)、赤星
電話:048-767-5411
ファックス:048-767-5351
スポーツ文化局/文化部/文化政策室
電話番号:048-829-1225 ファックス:048-829-1996