（令和6年4月25日発表）さいたま市公立保育所で「紙おむつ等定額制サービス」を本格導入します

保護者の利便性の向上及び保育士の業務負担の軽減を目的として、本市の公立保育所で「紙おむつ等定額制サービス」を本格導入します。

1．紙おむつ等定額制サービスについて

保護者が毎月定額の利用料を事業者に支払うことで、事業者から直接紙おむつが保育施設に届き、申込みをした保護者がその紙おむつを利用することができるサービスです。保護者は紙おむつの持参や紙おむつへの記名が不要となるため、利便性の向上につながり、また、保育所は紙おむつの管理が一元化されるため、業務の負担軽減につながるなど、それぞれの効果が期待されています。

2．実証実験の結果

一部の公立保育所で令和5年11月1日から令和5年12月28日まで実証実験をおこなったところ、効果検証を目的としたアンケートの結果、保護者および保育士双方の負担軽減に効果があったことから導入することを決定しました。その後、令和6年4月1日から新入園児を含めた1か月間の試験導入を実施し、5月1日から本格導入することとしました。

3．導入日

令和6年5月1日（水曜日）
※令和6年4月については、事業者の協力により、保護者は無償でサービスを利用できました。

4．実施園・実施事業者

実証実験に参加した次の公立保育所4園でそれぞれの事業者のサービスを利用します。
契約形態は保護者と事業者との間の直接契約となります。

その他の50園については、各保育所保護者の需要を把握したうえで、年度内に順次導入を予定しています。
市ホームページ等で、一定の基準を満たす候補事業者を募集し、その中から各保育所の保護者が投票を行い、各園ごとに最終的な事業者の決定を行います。
※令和8年度末で廃止の方向性としている5園については在園児が3歳児以上のため、導入はありません。