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更新日付:2023年5月31日 / ページ番号:C090618

エムポックス(サル痘)

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エムポックス(サル痘)とは

エムポックスは、オルソポックスウイルス属のエムポックスウイルスによる感染症です。感染症法では4類感染症に位置付けられています。主にアフリカ中央部から西部にかけて発生していますが、2022年5月以降、当該流行地以外での発生が欧米で報告されています。

2022年7月には、日本国内で初めて患者が報告されました。(「サル痘の患者の発生について」(令和4年7月25日厚生労働省報道発表資料)

感染経路

げっ歯類やウサギ、サルなどのウイルスを保有する動物との接触により人に感染します。感染した人や動物の皮膚の病変・体液・血液との接触(性的接触を含む。)、患者との接近した対面での飛沫への長時間の曝露(prolonged face-to-face contact)、患者が使用した寝具等との接触等により感染します。

症状

5~21日の潜伏期間を経て、発熱、頭痛、リンパ節腫脹などの症状が出現し、その後、発疹が出現します。多くの場合、2~4週間で自然治癒します。

予防

手洗い、手指消毒等の基本的な感染対策が有効です。また、流行地ではげっ歯類やウサギ、サルなどの動物や感染者との接触を避けましょう。

天然痘ワクチンが発症予防及び重症化予防に効果があるといわれています。(ワクチンは令和4年8月2日付で薬事承認がされました。国内においてエムポックスに対して承認された治療薬は存在しませんが、現在、臨床研究が実施されています。)

その他

エムポックスを疑う症状がみられた場合には、最寄りの医療機関または保健所(さいたま市疾病対策課(TEL:048-840-2204))に相談してください。

さいたま市感染症情報センタートップページへ

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この記事についてのお問い合わせ

保健衛生局/健康科学研究センター/保健科学課 
電話番号:048-840-2250 ファックス:048-840-2267

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