【区制施行20周年記念】令和5年度中央区防犯講演会を開催しました

中央区防犯講演会チラシ（PDFで開きます）

安全・安心な地域をつくる市民防犯について学ぶ、「中央区防犯講演会」を開催しました。

1．　開催日時　　令和5年10月26日(木曜日)午前10時～11時30分
2．　講師　　　　うさぎママのパトロール教室　主宰　安全インストラクター　武田　信彦
3．　対象者　　　さいたま市在住・在勤の方
4．　参加者数　　70名程度

講演内容について

　通学路を子ども達だけで歩く、それを見守ることができる地域がある。世界の中でも珍しい日本の環境の中における、市民防犯の意義、手段等についてご講演いただきました。
　子ども達の安全を守るには、
　・子ども自身が自分を守るための方法を身に着けること。
　・保護者等身近な大人が子ども達を守ること。
　・地域全体が子ども達を見守り、保護者の手の届かない範囲をサポートすること。
この3つ防犯力が一体となり、誰かに責任を押し付けることなく、地域全体、みんなで安全を守っていくことが大切であることを、非常に分かりやすく、かつ力強く解説いただきました。
　子ども達の安全を守る上で大事なのは子ども達がひとりにならないこと。防犯ボランティアが姿を見せる、手を振る、挨拶するだけで子どもの空白（ひとりになる瞬間）を減らし、安全な地域をつくっていける。市民防犯は直接的に犯人を逮捕することはないが、犯罪を抑制し、子ども達の心を育んでいく非常に重要な活動である。そう確信できるお時間でした。

　ご参加いただいた方からは、
・防犯に対する考え方や、やり方等を見直すきっかけになった。
・自宅の道が通学路になっている。明日から玄関に立って子ども達に手を振ることで、子ども達が一人になる空白の時間をつくらない手助けをしたい。
・ボランティアの存在自体が「防犯」という事に気が付いた。
等、今後の防犯活動に向けて多くの嬉しいご感想をいただきました。

講師を務めてくださったヨッシーこと武田先生、ご多忙のところご参加いただいた皆様、大変ありがとうございました。

当日の様子