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更新日付:2021年4月16日 / ページ番号:C077513

中央区(与野)の民話シリーズ(その7) 大戸貝塚

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中央区(与野)の民話シリーズ(その7)

大戸貝塚

むかし、むかし……そりゃもう気が遠くなるくらいの大むかし。
東国に「だいだらぼっち」という名のでっかい大男がおった。
すくっと立つと腰のあたりに雲がたなびき、くしゃみをすると地面がぐらぐらゆれたという。
ある日のこと、西国の大男と力比べをすることになった。            
東国は駿河に、西国は肥後に、どちらが先に大きなヤマを造るかをきそったそうな。
「だいだらぼっち」は、太いつるで作ったモッコで土を「えっさ、ほいさ」と運んだと。その時できたのが今の富士山。
それくらいの大男だったので、腹が減ると高台をまたいで座り、手を海にまでぐうっとのばし貝をつかんで食べたんだ。
              大戸貝塚             
与野で食べた貝殻が積もったのが「大戸貝塚」だと。
鴻沼は、「だいだらぼっち」の足跡に雨水がたまって出来た。市内に残る大小の塚は、モッコからこぼれた土山だともいわれる。

平成6年3月与野市教育委員会発行 与野市文化財図録「与野の不思議探検」より(イラストも)

「与野の不思議探検」には紹介した民話を含め41の「不思議」が掲載されています。与野図書館で借りることができます。

大戸貝塚は こちら

中央区(与野)の民話シリーズ
その1 諏訪坂の怪は こちら
その2 二度栗山と弘法大師は こちら
その3 送り地蔵は こちら
その4 長伝寺の水飲み龍は こちら
その5 お化け地蔵は こちら
その6 阿弥陀様とへびは こちら
その8 妙行寺と二つの巨木伝承は こちら
その9 長伝寺の厄除け開山は こちら

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