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更新日付:2024年2月8日 / ページ番号:C074638
近年、全国的にオレオレ詐欺や預貯金詐欺をはじめとする特殊詐欺(※)が多発しており、警察によると埼玉県内においても令和5年12月末時点で、1,336件の特殊詐欺が発生し、30億9,725万円に上りました。
特に、県内の特殊詐欺全体の被害者のうち65歳以上の方が87.1%を占めており(令和5年中暫定値)、手口も巧妙かつ多様化した特殊詐欺が深刻な社会問題となっています。
「特殊詐欺」とは、次のような手口の総称です。
・犯人が、電話や郵便物等で親族や公共機関の職員等を名乗り、不安をあおって被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取る手口。
・医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる手口。
・現金等を脅し取る恐喝
・隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺盗(窃盗)
出典:埼玉県警察本部ウェブサイト
特殊詐欺統計資料~認知状況と被害の特徴~ - 埼玉県警察 (saitama.lg.jp) (新しいウィンドウで開きます)
特殊詐欺のニュースを聞いて、「どうしてだまされてしまうのだろう」「自分は大丈夫」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、平成30年に警察庁が実施したアンケート調査によると、オレオレ詐欺の被害者354人のうち、95.2%の方が「自分は被害にあわないと思っていた」「どちらかといえば自分は被害にあわないと思っていた」と回答していました。
このことから、「自分は大丈夫」と確信を持っている人であっても、だまされてしまう可能性が十分にあることが分かります。
また、電話を受けた際の心理状況については、「自分がお金を払えば息子(親族)を救えると思った」(96.3%)、「今日中になど時間を区切られたので焦ってしまった」(84.1%)、「息子(親族)の将来に傷がつくと思った」(75.7%)等の声が聞かれました。犯人は家族を心配する気持ちにつけこんで巧みな話術で不安をあおるため、だまされてしまうのです。
出典:「オレオレ詐欺被害者等調査の概要について」(警察庁)
https://www.npa.go.jp/bureau/criminal/souni/tokusyusagi/higaisyatyousa_siryou2018.pdf(新しいウィンドウで開きます)
埼玉県警察本部 けいさつ総合相談センターの御案内(新しいウィンドウで開きます)
緑区役所/区民生活部/総務課
電話番号:048-712-1123 ファックス:048-712-1270
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