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更新日付:2018年11月21日 / ページ番号:C021289

風しんとは

 発熱、発疹、リンパ節の腫れが出る病気です。子どもがかかると軽症で、3日位で症状が治まることから、「3日はしか」とも呼ばれています。
 以前は子どもに多い病気でしたが、最近は成人、特に男性の患者の報告が多くなっています。風しんは妊婦がかかると胎児に感染し、先天性風しん症候群を起こす可能性があるため、成人男性から妊婦への感染が心配されています。
 なお、平成20年から感染症法に基づき、風しんと診断された全ての患者の届出が必要となりました。

発生報告状況

さいたま市内の状況は2018年さいたま市の風しん報告状況をご覧ください。

国内の発生状況は下表のとおりとなっています(厚生労働省平成30年1月24日プレスリリース資料より)。

H22年 H23年 H24年 H25年 H26年 H27年 H28年 H29年 H30年
風しん 87 378 2,386 14,344 319 163 125 91 国立感染症研究所HPをご覧ください。

 また、海外ではどの地域でも発生はしていますが、依然として多数の患者の報告があるのは、主にアジア及びアフリカ諸国です。中でも、インド、中国、インドネシア、モンゴル、パキスタン、ナイジェリアなどからの報告数が特に多いとされています。
 風しんに対する免疫が不十分な人は、海外で感染し、帰国後、国内で感染を拡大させてしまう可能性があるため注意が必要です。海外へ渡航される前に、風しんの予防接種歴や抗体価を確認し、不十分な場合には予防接種を受けることをおすすめします。

感染経路

イラスト 妊婦さんを守ろう!

 原因となるのは、風しんウイルスです。ウイルスは、患者や感染者の鼻水やノドの分泌物、尿に含まれていて、主に飛まつ感染、接触感染でうつります。

  • 飛まつ感染:ウイルスが咳やくしゃみで飛び散り、それを吸い込むことで感染します。
  • 接触感染:ウイルスが付いた手で、口や鼻をさわることで感染します。
  • 経胎盤感染:妊婦が風しんにかかった際に、ウイルスが胎盤を通じて胎児に感染することをいいます。

 発疹出現の前後1週間程度は、患者さんに感染力があると考えられています。
 感染してから、症状が出るまでの潜伏期間は、2週間~3週間(平均16日~18日)です。

症状

風しんの主な症状

 軽い発熱と同時に発疹が出ます。目の充血、咳、鼻水が出ることもあります。発疹は、頭から胴体(腹・胸・背中)から手足の順に広がることが多く、薄い赤色で、かゆみはあまりありません。耳の後ろ、後頭部、首のリンパ節の腫れも出ます。子どもの場合、症状は軽く、3日位で発熱、発疹は落ち着きます。発熱しない場合もあります。また、感染してもまったく症状が出ないで、免疫がつく「不顕性(ふけんせい)感染」も15%から30%位と、比較的多いと言われています。
 大人の方が症状が長引き、関節痛、関節炎が出ることもあります。
 まれに、血小板減少性紫斑病や急性脳炎などの合併症を起こすこともあります。
 妊娠中、特に妊娠初期に風しんにかかると、胎児に感染して、難聴、心臓病、白内障などの障害をもつ先天性風しん症候群になる可能性があります。

治療

 風しんウイルスそのものに有効な薬はないため、症状に合わせた対症療法になります。
 熱のある時は、安静と水分補給を心がけます。
 なお、児童・生徒は学校保健安全法で「発疹が消失するまで」登校しないこととされています(医師により感染のおそれがないと認められた場合はこの限りではありません)。

予防

 風しんはワクチン接種が最も有効な予防手段です。
 公費で受けることができる定期予防接種の対象は、第1期(1歳)、第2期(幼稚園・保育園の年長児相当のお子さん)となっています。1歳のお誕生祝いに、また、小学校入学準備として、ワクチンを早めにプレゼントしましょう
 上記以外の方については、自費での予防接種(任意接種)が可能です。過去に「風しんにかかったことがあるか?」「ワクチン接種を受けたか?」など不明な場合は、医療機関で抗体価検査(血液検査)を受けることにより、ワクチン接種の必要性を検討することができます(風しん抗体検査のご案内参照ください)。なお、過去に風しんにかかっていたり、接種を受けたことがある方がワクチン接種を受けても問題ありません。
 風しんは飛まつ感染、接触感染するので、手洗い、ウガイ、咳エチケットなど一般的な予防方法も行いましょう。
 なお、妊娠中は風しんワクチンの接種を受けることができません。風しんが流行した場合は、妊婦さんは予防のため、人ごみを避け、妊婦さんの周囲でワクチンを受けていない方は、接種を検討してください。最近は、20歳代から40歳代の男性の患者の報告が多いため、妊婦への感染が心配されています。
 妊娠希望のある女性で、ワクチン接種を受けていない方は、自費で受ける任意接種となりますが、妊娠前に接種を受けることをご検討ください。

 また、企業、組織、特に海外出張のある部署では、職場としての感染症対策をご検討ください職場における風しん対策ガイドライン(国立感染症研究所)参照)。

風しん抗体検査について(妊婦健診を受けたことがある方の場合)

 妊婦健診で風しんの抗体検査を受けている可能性があります。母子健康手帳の「妊娠中の経過」や「検査の記録」のなかに検査結果が書き込まれていたり、「検査結果報告書」が挟み込まれているかもしれません。
 記録があれば、検査方法と結果の数値を確認してみましょう。
 風しん抗体の検査方法には、HI法とEIA(IgG)法の2つがあります。
 HI法の結果は、8倍未満、8倍、16倍、32倍といった8の倍数で表されます。
 EIA(IgG)法の結果は、○○ IU/ml と記載されることが多いようです。
 HI法で32倍以上、EIA(IgG)法で8.0 IU/ml以上の場合は、抗体(免疫)が充分あり、当面、風しんにかかる可能性は低くなります(注釈)。
 妊婦健診で、これよりも低い値だった場合は、出産後にお母さん自身が風しんワクチン接種を受けている可能性があります。母子健康手帳などにお母さんの接種記録が書き込まれているか、確認してみましょう。
 母子健康手帳に記録されている検査方法、結果の見かたなどわからない場合は、検査を受けた医療機関にご相談ください。

 なお、HI法で256倍以上、EIA法で45 IU/ml以上の場合は、比較的最近、風しんに感染した影響が疑われます。女性で妊娠希望のある方は、妊娠しても問題ないかどうか、検査を受けた医療機関にご相談ください。

(注釈)参考:日本周産期・新生児医学会、 日本小児科学会、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会 「赤ちゃんとお母さんの感染予防対策5ヶ条」 厚生労働省「妊娠初期の風疹抗体検査をEIA法で行う場合の取り扱いについて」 

2月4日は風しんの日! ~風しんゼロを目標に~

毎年2月4日を「風しんの日」として、2月を啓発強化月間としています。

啓発のためのポスター

国立感染症研究所感染症疫学センター作製ポスター

厚生労働省作製ポスター

風しん予防啓発ポスター
(国立感染症研究所HPへ 新しいウィンドウで開きます)

職場でも風しん予防対策を!
風しん職場対策ポスター
(厚生労働省HPへ 新しいウィンドウで開きます)

さいたま市感染症情報センタートップページへ

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保健福祉局/健康科学研究センター/保健科学課 
電話番号:048-840-2250 ファックス:048-840-2267

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