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更新日付：2023年11月1日 / ページ番号：C100091
区長あいさつ（11月）
皆さんお馴染みの「見沼通船堀」が、国指定文化財であることをご存じでしょうか。江戸時代中期に作られた見沼通船堀は、芝川と、新田開発で作られた見沼代用水東縁・西縁とをつなぐための運河です。芝川と見沼代用水には約3メートルの水位差があったため、閘門と呼ばれる関を開閉することで水位を調整し、船が通過できるようにする仕組みの「閘門式運河」となっています。
私も、年に一度8月に行われる閘門開閉実演を見学しました。木製の関により水位を調整する際に、勢いのある水の流れを目の当たりにして昔の人々の偉大な知恵に思いを馳せました。
見沼通船堀はパナマ運河より約180年も前に作られ、最古級の閘門式運河として有名で、教科書などにも掲載されています。このように歴史的価値の高い史跡が緑区にあることを、多くの区民の皆さんに知っていただき、未来に引き継いでいければと思います。
緑区長 須田 哲矢
見沼通船堀閘門開閉実演にて
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