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更新日付:2023年5月1日 / ページ番号:C096653
見沼区では、平成20年にクマガイソウを「区の花」と制定しました。
見沼区御蔵の民家(尾島農園)の竹林に自生しており、さいたま市の天然記念物にも指定されています。
令和5年度も「クマガイソウの観察日記」を更新していきますので、成長の様子をご覧ください。
クマガイソウは、『環境省レッドリスト2020』や『埼玉県レッドデータブック2011』などに掲載されている絶滅危惧植物です。
見沼区御蔵の自生地でも、かつては数千株見られていたそうですが、今では700株程度とかなり数が減っているそうです。
みなさん、区の花クマガイソウを大切に見守ってくださいね。
今週から週に1回程度、更新する予定です。
※今年は、農園の公開を見合わせていますので、こちらのホームページでお楽しみください。
写真はクリックで拡大できます。
今日は天気が良く、散歩日和の暖かい一日でした。
今年のクマガイソウはどのくらい成長しているかを確認しに行ったところ既に芽が出ており、日当たりのいい場所ではすでに花がつき始めていました。
尾島農園の方にお聞きしたところ、今年は昨年に比べて花の成長が早く、来週に見ごろを迎える花もあるそうです。
前回つぼみを付けていたクマガイソウが、花を咲かせる頃かなと1週間ぶりに尾島農園を訪れました。
連日晴天が続いたせいか、前回観察したもののほとんどが立派な花を咲かせていました。
扇形の大きな葉っぱと、袋状の花びらが特徴のクマガイソウ。その姿から、花言葉は「みかけだおし」や「気まぐれな美人」と言われています。
*みかけだおし…葉を開き、周りの植物を威嚇するようにみえるため。
*気まぐれ美人…ふっくらとした唇弁が、グロスをつけた女性の唇と似ているため。
(番外編)
尾島農園の周辺を散歩していると、菜の花やオウバイが綺麗に咲いていました。
鮮やかな黄色から、春を感じました。
今日はとても暖かかったですね。
先週すでに立派な花が咲いていたので、少し早めに行ってみました。
今日も見事なクマガイソウを見ることができました!
前回観察したときと同じく、どの群でも花をつけていました。
また、少し茎が伸びたような個体もありました。
見頃は今週までのように感じます。
観察日記は今シーズンが終了するまで続きますので、引き続き一緒に見守ってください。
日差しが強い一日でした。
先週まで綺麗に花を咲かせていたクマガイソウを見に行くと、花びらの部分から枯れ始めていました。
一方で、椿の木の周辺に咲く群れは、ちょうど開花をし、見ごろを迎えていました!
(番外編)
今回、特別に尾島農園の中の様子をみせていただきました。
門のすぐそばには、クマガイソウが立派に花を咲かせていました!
さらに、イカリソウやウラシマソウをはじめ、普段あまり見ることのできない植物を
間近で観察することができました。
尾島農園が開園となった際は、ぜひ足を運んでみてください。
外を歩くと、汗ばむ暑さでした。
椿の木の周辺に咲いていたクマガイソウの様子を見にいくと、花弁は茶色く枯れていました。
また、大きく開いた扇型の葉も小さくしおれ、下に垂れ下がった状態でした。
クマガイソウに限りませんが、今年は暖かかったせいか、花の見頃が早く訪れたように感じます。
今年度のクマガイソウ観察日記は、これにて終了となりますが、
来年度もホームページを通して、皆さんと一緒に、観察できることを楽しみにしています!
およそ1か月間、ご覧いただきありがとうございました。
今年は、農園の公開を見合わせていますが、公開となった際はぜひ見に行ってみてください。
見沼区御蔵の民家(尾島農園)で、自生しているクマガイソウを見ることができます。
公共交通機関をご利用の方は、大宮駅東口7番バス停から乗車していただき、片柳郵便局で降車し、そこから徒歩10分程度で行くことができます。
尾島農園住所:さいたま市見沼区御蔵937
クマガイソウ自生地地図(ワード形式 1,278キロバイト)
見沼区コミュニティ課のカウンターにはクマガイソウの造花が展示されています。
区役所にお越しの際は是非ご覧ください。
見沼区役所/区民生活部/コミュニティ課
電話番号:048-681-6020 ファックス:048-681-6161
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