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更新日付:2023年12月5日 / ページ番号:C098171
桜区の広い青空に水田の緑が映える夏がやってきます。
かつて、現在の中央区・桜区・南区にかけて「鴻沼」という南北に細長い沼があり、農業用ため池として利用されていました。
江戸時代の享保年間には井沢弥惣兵衛為永(いざわやそべえためなが)によって、沼の中央に排水路(現在の鴻沼川)を掘り、水を荒川へ抜く干拓が行われ、水田に開発されました。
鴻沼の代わりに、見沼代用水西縁から水を引き、農業用水として周辺の水田を潤したのが「鴻沼用水」です。
現在はその役割を終えましたが、鴻沼川のほとり、西堀4丁目にある「鴻沼資料館」には、地域の方から寄贈された農具や生活用具が展示されており、往年の水田とともにある暮らし、風景に思いをはせました。
令和5年7月1日 桜区長 安部 健一
桜区役所/区民生活部/総務課
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