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THE SHIN-HANGA: The Great Endeavor of WATANABE Shōzaburō
約1年にわたる長期休館後のリニューアル・オープン企画として、近年注目を浴びている「新版画」に着目した展覧会を開催します。
渡邊庄三郎(1885-1962)は、江戸時代に確立された浮世絵木版画(錦絵)の高度な彫りの技術やバレン摺りが生み出す特有の美しさに魅了され、伝統的な浮世絵の技術と新しい絵画表現との融合を目指しました。明治42年(1909)、東京・京橋に渡邊版画店(現・渡邊木版美術画舗)を構え、浮世絵の研究や販売を行う傍ら、大正4年(1915)から、来日していた外国人画家作品の版画化を試み、鏑木清方門下生ら新進気鋭の画家たちを絵師として起用します。高品質な材料、優れた技術を持つ彫師や摺師、そして庄三郎の創意工夫と優れた審美眼により、新たな浮世絵木版画となる「新版画」を世に送り出すことに成功します。
本展では、庄三郎の精神を今なお受け継ぐ渡邊木版美術画舗の全面的な御協力のもと、残存数が少なく貴重な初摺の渡邊版をとおして、庄三郎の挑戦の軌跡を辿りつつ、モダンな精神と華麗な表現に彩られた「新版画」作品の数々を紹介します。
川瀬巴水《清洲橋》昭和6年(1931)
2024年11月16日(土曜日)~2025年1月19日(日曜日)
ギャラリーABC
OKI Junko“Cyclamen 2”from the Urawa Art Museum Collection
国内外で精力的に作品を発表するなど、近年高い関心が寄せられている美術家・沖潤子(旧浦和市生まれ)。従来の刺繍という概念には収まらない、沖の特異な創作活動について紹介します。
リニューアル・オープン後、教育利用及び一般利用の展示室貸出を再開します。
一般利用の受付期間、申し込み方法などの最新情報は2024年8月頃に当館ホームページにてお知らせします。
令和6年度 展示室貸出期間(予定)
2025年1月~3月
教育利用及び一般利用展示室の貸出
詳しくはお問い合わせください。
予定は都合により変更になることがあります。予めご了承ください。