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更新日付:2023年7月5日 / ページ番号:C098104
別所沼公園は、2027年に開園100周年を迎える歴史ある公園であり、平日休日問わず多くの市民で賑わう、さいたま市を代表する都市公園です。
別所沼ができたのは、およそ100万年前、関東ローム層でも一番下の地層(沖積層)、大宮台地の浸食した谷から湧出した水が、低地に溜って出来たと考えられています。昭和の初めに東京市州崎の小島長治郎氏が、湿地として使い物にならなかった土地を借り受け 、名所としての遊覧地づくりに着手しました。沼を掘り、島を造り弁財天をまつり、昭和26年に「遊園地・昭和園」として開設しました。
昭和31年には浦和市から埼玉県へと移管され、県営の公園として、メキシコ州と埼玉県の姉妹提携 1周年を記念した「風の神」の建設や、保養施設として「別所沼会館」が設立されました。また当時の別所沼はボート乗り場としても営業しており、休日はカップルや家族づれで賑わっていました。
平成13年に埼玉県からさいたま市へ移管されました。以後、詩人・立原道造の未完の夢であった「ヒアシンスハウス」が竣工され、平成26年には別所沼の水質改善を目的とした「かいぼり」が行われています。
昭和元年12月 | 小島長治郎氏により別所沼掘削と弁天島造成 |
昭和26年9月 | 4.3ヘクタール開設 |
昭和28年4月 | 5・4・2号、都市計画決定 |
昭和31年3月 | 浦和市から埼玉県に移管 |
昭和35年 | 掛けた女建立 |
昭和36年4月 | 長谷川かな女句碑建立 |
昭和48年7月 | 浦和公園事務所の設置 |
昭和52年3月 | 7.9ヘクタール開設(現在の面積) |
昭和55年10月 | 風の神建立 (メキシコ州との姉妹提携記念) |
昭和56年4月 | 別所沼会館オープン |
昭和57年11月 | 神保光太郎詩碑建立 |
昭和61年7月 | 埼玉県原爆死没者慰霊碑建立 |
昭和62年3月 | 浦和公園事務所新築 |
平成13年5月 | 別所沼公園が県より市へ移譲され、さいたま市公園緑地協会が受託 |
平成16年11月 | ヒアシンスハウス竣工 |
平成22年4月 | 鈴木幸輔歌碑建立 |
平成26年3月 | 沼のかいぼりを実施 |
都市局/みどり公園推進部/都市公園課
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