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更新日付:2020年10月5日 / ページ番号:C075735
CityFMさいたまで令和2年10月1日に放送した原稿です。
Q
今日は、さいたま市消費生活総合センターから「送り付け商法~注文した覚えがない荷物の配達に注意~」というテーマでお話を伺いたいと思います。
A
よろしくお願いします。
Q
ちょうど私の知り合いから、海外からの宅配便が親あてに届いて受取ってしまったんだけど、自分では頼んだ覚えがないし、どうしたらいいと思う?って聞かれちゃったんですよ。
A
あ、それはもしかすると送り付け商法かもしれませんね。
Q
送り付け商法ですか?
A
はい。勝手に商品を送り付け、断らずに受け取ったら買ったものとみなして、代金を一方的に請求するという商法です。
Q
知り合いは、既に荷物を受け取ってしまっているんですが、これからどうすればよいのでしょうか。
A
まずは、ご家族や身近な人に注文した人がいないか確認してください。
Q
はい。それでも誰も注文していない場合はどうすればいいでしょうか。
A
お知り合いの方は、既に荷物を受け取られていますので、一方的に代金を請求された場合は、特定商取引法の「ネガティブオプション」を適用できると思います。受け取った日から14日間はそのまま保管しておいて、その後は自由に処分できるというものです。
Q
なるほど。今回のケースで注意するポイントはありますか。
A
はじめに受け取るときに注意していただきたい点があります。宅配便を受け取る際に、必ず送り主を確認することです。
Q
それでまったく送り主が知らない人や業者だったらどうすればいいでしょうか。
A
宅配業者に「受け取りません」とはっきりと伝え、受取拒否をすることができます。その時は送り主の名称と連絡先を記録しておくといいですね。
Q
受取るときには、ちゃんと差出票を確認するようにすることが重要ですね。
A
あと送り付け商法かと思っていたら、友人や身内からのプレゼントだったことが後から判明した、という報告も意外と多くあります。
Q
プレゼントが「ネガティブオプション」になってしまうと残念ですね。そうならない為に出来ることって何かありますか?
A
はい。送り方によっては、差出票に送り主の名前が載らないことがあります。ご家族であれば、注文したことを共有すること、贈り物だとなかなか難しいかもしれませんが、相手に送ったことを伝えるようにしていただきたいと思います。
Q
せっかくサプライズで送ったプレゼントが、保管後に廃棄されたなんてことにならない為には情報を伝えることも必要ですね。
A
ぜひお願いします。
Q
さいたま市には今回の身に覚えがない荷物が届いたなど、消費者トラブルで困ったときに相談できる窓口がありますよね。
A
はい。さいたま市には、大宮、浦和、岩槻の3カ所に消費生活センターがあります。
1つ目の大宮駅西口の消費生活総合センターは、電話番号、048-645-3421で、受付時間は午前9時から午後4時半です。日曜日も午後4時までですが電話相談を受付けています。
2つ目の浦和駅東口の浦和消費生活センターは、電話番号、048-871-0164で、受付時間は午前9時から午後4時半で、日曜日はお休みです。
最後に3つ目の岩槻駅東口の岩槻消費生活センターは、電話番号、048-749-6191で、受付時間は午前9時から午後4時半で、正午から午後1時がお昼休み、土曜日、日曜日はお休みです。
現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来所による相談は、ご予約いただいた方を優先に受け付けています。混雑時などは、すぐにご相談いただけない場合がありますので、まずは電話をくださるようお願いいたします。
Q
わかりました。本日は、「送り付け商法~注文した覚えがない荷物の配達に注意~」というテーマで、さいたま市消費生活総合センターからお話を伺いました。ありがとうございました。
A
ありがとうございました。
市民局/市民生活部/消費生活総合センター
電話番号:048-643-2239 ファックス:048-643-2247
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