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更新日付:2024年1月26日 / ページ番号:C112133

薬物乱用防止について

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「薬物乱用」とは

 薬物や薬品を本来の病気を治す目的以外で使用したり、病気を治す目的のない薬物を不正に使ったりすることです。大麻や覚醒剤等の薬物は誰かに渡したり、持っているだけでも法律によって厳しく罰せられます。薬局などで購入できる医薬品や化学薬品であっても、本来の目的では無い使い方をしたり、適切な用法用量を超えて大量に服用するなどの行為は薬物乱用になります。

なぜ薬物乱用はいけないの?

 薬物の乱用は精神と身体の両面に深刻な悪影響を及ぼします。脳にダメージを与え、脱力感、疲労感、幻覚、妄想といった精神障害が生じ、最悪の場合は死に至らしめます。また、一度だけでも使うと何回も繰り返して使いたくなり、依存症になって自分の意志ではやめることができなくなります。乱用者自身の精神や身体上の問題だけでなく、家庭の崩壊や重大な犯罪の原因にもなり、社会全体の問題ヘ発展します。

乱用される主な薬物

【覚醒剤】幻覚や妄想が現れ、中毒性精神病になりやすい。使用をやめても再燃(フラッシュバック)することがある。大量に摂取すると死に至る。                                                                                                                  
   覚醒剤

【大麻】知覚を変化させ、恐慌状態(いわゆるパニック)を引き起こすこともある。乱用を続けると学習能力の低下、記憶障害、人格変化を起こす。インターネット等において、「有害性が無い」などの誤った情報が氾濫しており、青少年の大麻乱用の拡大につながっていると推測される。最近では幻覚成分を濃縮させた「大麻ワックス」や大麻を含んだ食品(クッキーやチョコレート)などの摘発も相次いでいる。 
   大麻  大麻樹脂
【コカイン】幻覚や妄想が現れる。大量に摂取すると全身痙攣を起こすほか、死に至る。
   コカイン
【MDMA】合成麻薬であり、知覚を変化させ幻覚が現れることがある。大量に摂取すると高体温になり、死に至る。
   MDMA
【危険ドラッグ】麻薬などに類似した有害で危険な物質を含んでおり、呼吸困難や異常行動を起こしたり、死に至ることもある。

※指定薬物について※
 指定薬物は、医薬品医療機器等法において、「中枢神経系の興奮若しくは抑制又は幻覚の作用(当該作用の維持又は強化の作用を含む。)を有する蓋然性が高く、かつ、人の身体に使用された場合に保健衛生上の危害が発生するおそれのある物として省令で定められたもの」と定義されています。
 危険ドラッグには指定薬物に該当する成分を含むものが多くあります。また、相次いで、危険ドラッグの成分が新たに指定薬物に指定されています。
 指定薬物又は指定薬物を含有する物については、医薬品医療機器等法において医療等の用途以外の用途に供するための製造、輸入、販売、授与、所持、購入又は販売若しくは授与の目的での貯蔵、陳列は禁止されており、罰則が規定されています。

   危険ドラッグ    

【有機溶剤】情緒不安定、無気力となり、幻覚や妄想が現れて、薬物精神病になり、大量に摂取すると呼吸困難になり、死に至る。
   有機溶剤 
 [写真提供:厚生労働省 出典:厚生労働省 麻薬・覚醒剤・大麻乱用防止運動パンフレット(一般啓発用)]

医薬品の過剰摂取(オーバードーズ)について

 医師から処方された薬や市販薬であっても、本来の目的では無い使い方をしたり、過量に摂取することは薬物乱用に該当します。医薬品の過剰摂取は、健康被害を引き起こしたり、やめられなくなったりするおそれがあります。また、処方された薬を他人に譲ることや、偽造品などのリスクが高い海外で販売されている医薬品を安易に個人輸入することは非常に危険ですのでやめましょう。

薬物乱用から身を守るために

●身近な人から誘われても、はっきり断りましょう。
 「疲れが取れる」「勉強がはかどる」「1回だけなら大丈夫」等の誘いの言葉は全て嘘です。
 問題がある薬物を勧めてくること自体に違和感を持ち、危険を察知する判断力を身に付けることが大切です。
 
●断りにくいときはその場を離れましょう。
 強引に誘われて断りにくいときなどは、とにかくその場から逃げましょう。逃げることも勇気です。

「薬物乱用防止」相談窓口 

 
団体名 電話番号等連絡先 連絡先対応時間
さいたま市保健所環境薬事課 TEL:048-840-2235
FAX:048-840-2232
月~金(祝日を除く)
8:30~17:15
さいたま市保健所精神保健課 TEL:048-840-2223
FAX:048-840-2230
月~金(祝日を除く)
8:30~17:15
さいたま市こころの健康センター TEL:048-762-8548
FAX:048-711-8907
月~金(祝日を除く)
9:00~17:00
あやしいヤクブツ連絡ネット コールセンターTEL:03-5542-1865

ホームページURL
https://www.yakubutsu.mhlw.go.jp
月~金(祝日を除く)
9:30~16:00
公益財団法人 埼玉県暴力追放・薬物乱用防止センター
 
TEL:048-822-4970

ホームページURL
https://www.boutsui-saitama.or.jp
月~金(祝日を除く)
8:30~12:00
13:00~17:15
埼玉県警察少年サポートセンター
 
少年用TEL(ヤングテレホンコーナー):048-861-1152
保護者等用TEL:048-865-4152

ホームページURL
https://www.police.pref.saitama.lg.jp/c0030/sodan/soudan-shonen.html
月~金(祝日を除く)
8:30~17:15

薬物乱用防止関連情報

団体名 ホームページ URL
厚生労働省 ホームページ
「薬物乱用防止に関する情報」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/yakubuturanyou/index.html

公益財団法人 麻薬・覚せい剤乱用防止センター ホームページ

https://dapc.or.jp

警視庁ホームページ
「薬物乱用の恐ろしさ」

https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kurashi/drug/drug/index.html

この記事についてのお問い合わせ

保健衛生局/保健所/環境薬事課 薬事係
電話番号:048-840-2235 ファックス:048-840-2232

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