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更新日付:2019年6月20日 / ページ番号:C014449
さいたま市では、市立学校152校(全164校のうち、定点モニタリング地点12校を除く)において空間放射線量の測定を行いました。その結果、各地点での空間放射線量は、1時間当たり0.04から0.13マイクロシーベルトの範囲にあり、年間の被ばく予測線量を調査した結果、すべての地点で国際放射線防護委員会(ICRP)が勧告した一般公衆の線量限度である年間1ミリシーベルトを下回りました。
また、「放射線量の高い箇所への対応方針」に基づき、平成23年11月8日から12月1日の期間、全ての市立学校、市立幼稚園について、放射線量が周辺より高いと予想される箇所を学校ごとに選定し、空間放射線量の測定を実施しました。
詳細につきましては、下記のとおりです。
平成23年7月8日(金曜日)・11日(月曜日)・12日(火曜日)
下のダウンロード(各学校の測定結果)をご覧ください。
(1)測定機器 CsI(Tl)シンチレーション検出器
(2) 測定箇所 校庭トラック中央部及び芝生整備校については芝生整備箇所も測定
(3) 測定高さ 地上5センチメートル、50センチメートル 及び1メートル
(4) 測定者 教育委員会事務局職員
検査結果について、医療放射線防護連絡協議会総務理事の自治医科大学RIセンター管理主任の菊地透氏に考察をいただきました。
<測定結果に対する学識経験者の考察>
7月8日(金曜日)から12日(火曜日)に測定した、市立学校の空間放射線量率の試算結果から、芝生上も含め、すべての地点・高さで、法令の通常時における一般公衆の線量限度である年間1ミリシーベルトを下回っており、我が国の通常の自然環境中の変動レベルであると考えられます。
なお、芝生上の測定値において、校庭よりも高い数値が検出されましたが、これは、3月15日以降に堆積した福島原発からの放射性物質が芝生及びその下の土壌に付着していると考えられることから、少し高い数値が検出されたと推測されます。また、自然環境中の自然放射性物質も場所によって、数倍の変動レベルが観測されます。
【測定場所】
市立小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、付属幼稚園 全165校(園)
【測定日】
11月8日(火曜日)から12月1日(木曜日)
【測定箇所】
学校ごとに、放射線量が周辺より高いと予想される箇所を選定して測定
【測定方法等】
(1)測定機器 NaI(Tl)シンチレーション検出器
(2)測定高さ 地上5cm
(3)測定者 教育委員会事務局職員
この測定により、さいたま市が定める目安を上回った箇所については、再測定後、埋設による低減措置を講じました。
埋設した除染土については、教育委員会事務局及び当該校において、適切に管理しております。
教育委員会事務局/管理部/教育政策室
電話番号:048-829-1626 ファックス:048-829-1989
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