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更新日付:2022年12月19日 / ページ番号:C071027

高橋 和樹 選手(ボッチャ)

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高橋和樹選手
高橋和樹選手

さいたま市在住の高橋和樹選手。(株式会社フォーバル所属)
ボッチャは障害の種類と程度によってクラスが分けられます。高橋選手はランプ(勾配具)を使用し、アシスタントによって投球を行うBC3クラス。
競技を始めて2年で世界選手権大会で準優勝し、リオ2016パラリンピック個人戦に出場しています。

パーソナルな部分について

Q.好きな食べ物・飲み物はなんですか?
A.なめこの味噌汁です。あとは身体を温めるためにハーブティーを飲むことが多いです。

Q.尊敬している方はいらっしゃいますか?
A.柔道の井上康生さんです。同世代として井上康生さんの圧倒的な強さを見てきましたが、現役時代も最強、監督としてもリオ2016オリンピックで男子全階級をメダル獲得に導いた指導力を持ち、人間力の高い方だなと思っています。

Q.座右の銘を教えてください。
A.「努力に勝る天才なし」です。柔道をしていた時も、現在ボッチャをしていても、私は競技センスが低いので、才能やセンスでは相手に敵いません。この言葉を信じて、日ごろからコツコツと努力を怠らず励むよう心掛けています。

Q.競技以外に好きなものや趣味はありますか?
A.無趣味なのでこれと言ってありませんが、最近はアニメの「鬼滅の刃」を見ています。

Q.リフレッシュの方法を教えてください。
A.練習ばかりしていると競技仲間以外と会うことが無いので、休日は友達を誘ってご飯を食べに行くことが多いです。

競技について

高橋和樹選手
アシスタントがランプを使い、
投球のサポートをします。

Q.競技を始めたきっかけは?
A.2013年9月にオリンピック・パラリンピックが東京で開催されることが決まって、2020年に東京パラリンピックに出場していたら楽しいだろうなぁ、家族や友人も驚くだろうなぁと思って始めました。

Q.ボッチャ及びBC3クラスの魅力や面白さを教えてください。
A.BC3クラスの選手は、自身でボールを投げることが出来ないので、ランプ(勾配具)を使い、アシスタントに指示を出して試合をします。最も緻密でミリ単位の試合運びとなるので、どんな投球方法でどんなボールを使っているのか選手それぞれの違いを見てもらうと面白いと思います。

Q.競技をしていて良かったと思ったことはありますか?
A.ボッチャを通じてイベントや講演依頼を受けることも多く、障害の有無関係なくスポーツを一緒に楽しめることです。

Q.競技をしていてつらかったことはありますか?
A.国際大会に出場し、メダルを獲得できずに帰国するときは、毎回つらく、出来ることなら日本に帰りたくないです(笑)。

Q.競技を続けてこられた秘訣は?
A.人に恵まれ、たくさんの人に支えられ、サポートしていただけているからです。

Q.競技人生で一番思い出に残っていることは?
A.一番と言われると難しいですね。日本選手権や国際大会で負けた試合は悔しい記憶として全て鮮明に覚えていますし、逆に勝った試合はあまり記憶に残っていません。

Q.競技を始めてわずか2年でリオ2016パラリンピックに出場されましたが、当時を振り返って
A.競技者として心技体の全てが甘く未熟でした。ただ、リオ2016大会出場は私にとってはとても大きなもので、あの経験があったことで競技環境の見直しや自身の甘さに気付くことが出来ました。

Q.東京2020パラリンピックへの思いをお聞かせください。
A.まずは日本代表に内定できるように努め、その上で最高の準備をして、最高の日を迎え、たくさんの方々に形としての恩返しが出来るように精進していきます。

市民に向けて

Q.応援してくれているさいたま市民に向けて、メッセージをお願いします。
A.選手や競技関係者だけではなく、市民の皆さんにとっても東京パラリンピックが楽しく喜べる最高の時間になって欲しいと思っています。選手にとっては市民の皆さんの応援が力となり、結果に繋がります。それぞれの応援の形で良いと思いますので、一緒に東京2020パラリンピックの舞台を楽しみましょう。

※高橋和樹選手へのインタビューは、文書を通じて令和2年3月上旬に行いました。

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