「総合型地域スポーツクラブ」とは

多種目

総合型地域スポーツクラブは、従来の単一種目のスポーツサークルなどと違い、複数の種目を実施します。また、スポーツだけでなく、レクリエーションや文化活動などを取り込むことにより、更に活動の幅も広がります。
これにより、クラブの会員になる方は、自分のやりたいスポーツを選択してクラブ活動に参加することが可能になります。

多世代

総合型地域スポーツクラブは、それぞれの世代に応じたプログラムを取り入れることにより、子どもから高齢者まで、あらゆる世代に対応した活動を行います。
これにより、あらゆる世代の方々がクラブ活動に参加することが可能となり、地域の世代間交流の広がりなどが期待されます。

多志向

スポーツをやりたい方の志向は様々です。
大会出場を目指す競技志向の方、健康の維持が目的の方、趣味として仲間とスポーツを継続したい方などなど。
総合型地域スポーツクラブは、このような、さまざまなニーズに対応し、それぞれのレベル・志向に合わせた活動を行います。

地域による自主運営

総合型地域スポーツクラブは、それぞれの地域の志のある方が中心となり、地域の中の役割分担により自主的な運営を行います。
総合型地域スポーツクラブは営利団体ではありませんが、クラブ会員やクラブの事業に参加される方々は、会費（又は参加費）を支払ってクラブ活動に参加し、クラブは、クラブ運営（経営）に必要なマネージメントを行います。クラブが実施する事業に必要な経費は、この会費や参加費で基本的にはまかなわれることになります。
「地域で創り、地域で支えるクラブ」 これが、総合型地域スポーツクラブの理想的な形です。

地域に開かれたクラブ

総合型地域スポーツクラブは、地域にあるグラウンド、体育館、公民館、学校体育施設などを利用し活動を行います。
クラブは随時会員の募集を行い、クラブの活動には、メンバーが固定されたサークルなどと違い、会費（又は参加費）を支払うことによりどなたでも参加できます。
クラブには、地域のニーズに応じた事業の実施が期待されます。