市民の皆様へ（平成23年2月23日）

　皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。
　さて、3月3日は「桃の節句」。雛壇を飾るご家庭も多いのではないでしょうか。

　岩槻区では2月26日から3月27日まで、さいたま市の春を飾る最初のイベントとして「まちかど雛めぐり」が行われます。

　岩槻駅を中心に街中のあちらこちらに、それぞれのご家庭で大切にされているものや、名工の手によるものなど、様々なお雛様がお披露目され、各地から訪れるお客様で賑わいます。

　岩槻の人形づくりの歴史は、江戸時代、三代将軍家光による日光東照宮造営にまで遡ると言われています。

　このほかにも、さいたま市には、「鉄道のまち大宮」の歴史を象徴する鉄道博物館や、関東大震災を機に生まれた盆栽村、そして大宮盆栽美術館、さらには中山道の宿場町浦和の伝統を伝えるうなぎなど、歴史に裏付けられた様々な文化があります。

　また、浦和レッズや大宮アルディージャをはじめ、スポーツが盛んで、彩の国さいたま芸術劇場もあり、さらには大宮駅やさいたま新都心駅、浦和駅などの駅周辺のショッピング施設や飲食店といった様々な資源に恵まれています。
　さいたま市では、市民の皆様から募集した中から選考した「おいでよ　さいたま　新発見!!」を観光キャッチフレーズとして、さいたま市の魅力を広く市内外に伝えていきたいと考えています。

　「まちかど雛めぐり」を皮切りに、これからの季節、市内各地で様々なイベントが開催されます。

　市民の皆様が愛着を感じ、誇りを持つことができるまちづくりのために、市民の皆様には、改めて本市の魅力を知る良い機会としていただくとともに、ぜひ、市外からも多くの皆様においでいただき、新たな発見に巡り合っていただければ幸いです。

　さいたま市長　清水　勇人