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更新日付:2015年4月6日 / ページ番号:C041109

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

市民の皆様へ(平成27年4月1日)

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 皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

 今年もサクラのきれいな季節となりました。サクラは、さいたま市の花木です。「日本さくら名所百選」に選ばれている大宮公園をはじめ、与野公園や岩槻城址公園、そして、日本一の桜回廊づくりを進めている見沼田んぼ周辺など、市内各所で美しい花が咲き誇っています。


 さいたま市では、より多くの市民の皆様から「住みやすい」と言われる都市の実現に向け、これまで様々な施策に取り組んできました。平成26年度に実施した市民意識調査では、さいたま市を「住みやすい」と感じていただいている方が80.7%に達しており、調査をはじめた平成19年度から上昇基調が続いています。本市では、2020年東京オリンピック・パラリンピックの年までに、この数値を90%以上とすることを目指す「CS90運動」に、全庁一丸となって取り組んでまいります。
 平成27年度には、総合振興計画の後期基本計画を推進するとともに、しあわせ実感を実現するための「しあわせ倍増プラン2013」と高品質経営市役所を目指す「行財政改革推進プラン2013」、選ばれる都市を実現するための「さいたま市成長戦略」を着実に実施することで、「市民一人ひとりがしあわせを実感できる都市」、「市民や企業から選ばれる都市」を実現してまいります。
 また、市民満足度をさらに向上させるための取り組みとして、市が持っている業務データ等を積極的に活用し、施策の評価や検証、企画立案やPRにつなげる「さいたまシティスタット」を新たに構築するなど、より一層、タイムリーかつスピーディーに対応できる市政を推進してまいります。 

 平成27年度の主な事業といたしましては、まず、子育てが楽しいまちづくりとして、この4月から施行される「子ども・子育て支援新制度」や「新待機児童ゼロプロジェクト」に基づき、教育・保育施設のさらなる定員拡大に取り組むことで、早期に待機児童の解消を目指してまいります。また、子どもや家庭、地域の子育て機能を総合的に支援する中核施設として、平成29年度中の開設を目指し、(仮称)さいたま市子ども総合センターの建設工事に着手してまいります。

 次に、健康で元気あふれるまちづくりとしては、高齢者の皆さんが、いつまでも元気に活躍できる環境づくりを推進し、健康長寿を支援するために、公共施設等を無料又は割引料金で利用できるアクティブチケットの交付や、介護、福祉、医療等の相談を受け付ける地域包括支援センターの機能を強化してまいります。

 また、本市では、都心・副都心の都市基盤整備を進めていますが、大宮区役所新庁舎については、昨年、埼玉県大宮合同庁舎敷地を取得したことから、新庁舎整備に伴う各種業務を速やかに実施してまいります。また、さいたま新都心地区では、交通拠点性の機能を高めるため、長距離バスターミナルの整備に向けた基本計画を策定してまいります。浦和美園地区では、浦和美園駅東口駅前に、コミュニティセンター、図書館、支所、教育相談室、拠点整備倉庫等の機能を備える複合公共施設を開館いたします。岩槻駅周辺地区では、岩槻歴史街道の検討を市民との協働により推進し、与野本町駅周辺地区では、まちづくりマスタープランに基づき、施策の具体的な検討を進めてまいります。

 また、地域経済の活性化を図り、多様なイノベーションを創出する事業として、市内の中小企業の経営基盤強化や創業者の育成、女性の起業等を総合的に支援してまいります。併せて、医療ものづくり、環境技術等の新産業育成や、中小企業の国際展開なども支援してまいります。また、財政基盤の強化、雇用機会の創出、地域経済の活性化を目的として、戦略的な企業誘致活動を展開してまいります。

 さいたま市には、「教育」「環境」「健康・スポーツ」、そして、地理的な優位性である「交通網の充実」「災害への強さ」といった、良さや強みがあります。これらを活かした取り組みを進め、市民の皆様一人ひとりがしあわせを実感できる「絆」であふれるさいたま市、誰もが住んでいることを誇りに思えるさいたま市を、皆様と共に手を携えて、実現してまいります。引き続き、ご理解とご支援を賜りますようお願いします。

 さいたま市長 清水 勇人

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電話番号:048-829-1014 ファックス:048-833-1578

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