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更新日付:2015年11月20日 / ページ番号:C044734

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

市民の皆様へ(平成27年11月18日)

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 皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

 10月、11月と、さいたま市では国際的なスポーツイベントの開催が続きました。
 10月24日の「J:COM presents 2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」では、爽やかな秋晴れの中、世界トップ選手による迫力あるレースが繰り広げられました。
 11月15日の「第1回さいたま国際マラソン」では、大会開始前に降っていた雨も上がり、トップアスリートや市民ランナーの躍動する走りを間近でご覧いただきました。埼玉県出身の吉田香織選手が、最後は粘り強い走りを見せ、見事、日本勢トップの2位となりました。
 両大会を無事成功させることができましたのも、大会運営を支えてくださった多くのボランティアの皆様や協賛企業各社、オフィシャルサポーターズの皆様、そして市民の皆様のご理解とご協力のたまものでございます。ここに、深く感謝申し上げます。

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 さて、スポーツの秋は同時に食欲の秋でもあります。
 皆さんはヨーロッパ野菜を召し上がったことはありますでしょうか?
 たとえば、サラダやピザのトッピングに使用される「セルバチカ」や、カリフラワーやブロッコリーの原種と言われる「ロマネスコ」などです。
 さいたま市では、地域の野菜農家やレストランがチームを組んで、平成25年にヨーロッパ野菜研究会を発足しました。研究会では、生産体制の構築や生産者と地元レストランとの流通体制などについて、情報交換や実践を積み重ね、実際の野菜生産や、レストランでのメニュー化が実現しています。
 先日私も市内の小学校をお邪魔して、ヨーロッパ野菜を使った学校給食を児童の皆さんと食べてきました。地元レストランのシェフが給食室で調理したカーボロネロ(黒キャベツ)のシチューをいただき、たいへんおいしく楽しいひと時を過ごしました。
 付加価値の高い農作物の生産や、それを加工品、レストランメニューとして提供するサイクルを作ることで、農業の六次産業化や、優れた野菜関連ビジネスの創出も期待されます。農業は、従事人口の減少や高齢化あるいは後継者不足など、さまざまな問題を抱えていますが、こうした取り組みが、さいたま市の農業や、食文化にあらたな魅力や活力をもたらしてくれることを大いに期待しています。
 一般的な認知度や普及については、まだまだこれからですが、フレンチ、イタリアンの料理人からのニーズは高く、種類によっては供給が追いつかないものもあるそうです。近い将来、さいたま産のヨーロッパ野菜の数々が、皆さんの食卓をにぎわす日が来るかもしれません。
 皆さんも食欲の秋に、さいたま市の新しい農業を感じさせるヨーロッパ野菜を味わってみてはいかがでしょうか?  

さいたま市長 清水 勇人

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