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更新日付:2016年3月10日 / ページ番号:C046626

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

市民の皆様へ(平成28年3月2日)

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  皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

 今年の3月11日で、東日本大震災から5年が経ちます。この震災により犠牲となられた全ての方々、そのご遺族、そして今なお避難生活を余儀なくされている被災者の皆様に対して、あらためて心よりお見舞い申し上げます。
 さいたま市では震災発生直後から東北地方に救助隊や物資を送り、被災地を支援してきました。これまでに13の被災自治体に対しまして、さいたま市の職員を派遣し、今年度も気仙沼市、南三陸町、東松島市などで、10名の本市の職員が現場の一員として復興業務にあたっています。東北地方の復興は日本に住む全ての人々の願いです。一日も早い復興に向けて、さいたま市としても、できる限りの支援を継続してまいりたいと考えています。

  
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 本市ではこの大震災を契機に、ハード、ソフト両面での防災対策のさらなる強化に取り組んでいます。避難所に位置づけられている市内160箇所の小中学校の耐震工事を完了したほか、平成26年12月には、災害危機事案の拠点となる危機管理センターの運用を開始しました。市内各地域において、自主防災組織の結成をお願いした結果、震災前に723だった自主防災組織は60以上増え、現在787組織にのぼっています。被害想定調査の見直しを行い、その調査結果を反映した「防災カルテ」や「高層マンション防災ガイドブック」を作成したほか、「市防災ガイドブック」の全面改訂にも取り組みました。

 先日は、さいたま市自主防災組織連絡協議会の皆様による防災リーダー研修会にお邪魔をしました。会場には1,200人を超える方々がお集まりになり、参加した皆さんの熱意や防災意識の高さをたいへん心強く感じました。今後30年以内に首都直下地震が発生する確率は70%という予測もあります。家庭や地域、企業や民間団体、行政がそれぞれの防災力を高めながら、たがいに連携しあって災害に強いさいたま市を作っていきましょう。

 最後になりますが、3月は卒業式のシーズンです。
 ご卒業を迎える児童や生徒、学生の皆さん、ご卒業誠におめでとうございます。また、保護者やご家族の皆さまにも心からお祝いを申し上げます。
 学校で学んだこと、汗を流したことを糧にして、次のステージでの飛躍につなげてください。そして学校で作ったかけがえのない友人を卒業後も大切にしていってほしいと思います。
 皆さんの旅立ちをご家族はもちろん、先生方や地域の皆さん、大勢の皆さんが祝福しています。皆さんのさらなる活躍を心から期待しています。  

 さいたま市長 清水 勇人

 

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