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更新日付:2016年7月19日 / ページ番号:C048663

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

市民の皆様へ(平成28年6月13日)

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 皆さん、こんにちは。さいたま市長の清水勇人です。

 私は5月の末に「指定都市市長会議in名古屋」に出席してきました。指定都市市長会議は、全国の政令指定都市の市長が集まり、政令指定都市が取り組むべきことや、国に働きかけていくことについて、多岐にわたって議論し、具体的なアクションにつなげていく場です。
 今回の会議では、子育てに関する2つの宣言を採択しました。

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 一つは、「イクボス宣言」です。
 これは、市長自らがイクボス(育児を応援する上司)となって、働き方改革の先頭に立とう、という宣言です。私も、さいたま市職員一人ひとりが、業務効率を上げることで仕事の成果を出しながら、同時に、育児や介護、あるいはボランティア活動などの地域貢献にも時間を使えるよう、職場の環境を整えていきたいと考えています。
 もう一つは、「子ども応援宣言」です。
 これは、子どもたちが未来に希望を持ち、自らの可能性を伸ばしながら成長していけるよう、政令指定都市が先導的役割を果たしていこう、という宣言です。
 皆さんは、「チームとしての学校」という言葉をご存知でしょうか。宣言でも触れたこの言葉は、行政や学校だけでなく、専門的な知識や経験をもつスタッフが連携して、社会全体で子どもの成長を支えていこうという取り組みです。さいたま市でも、スクールカウンセラーや、スクールソーシャルワーカーなど、学校に専門的な人材の配置や派遣を進め、子どもや家庭を社会全体で支える体制づくりを進めています。
 児童や保護者の心の悩みの相談を受けるスクールカウンセラーは、すべての市立小中高等学校に対し、配置や派遣を行っています。また、貧困や不登校などの問題に対応するスクールソーシャルワーカーは市内6ヵ所の教育相談室から、すべての市立小中学校に派遣しています。

 今年から、さいたま市では、すべての市立小中高等学校で、グローバルスタディがスタートしました。
 グローバルスタディは、小中学校9年間を通じて、英語で積極的にコミュニケーションできる子どもを育てると同時に、日本やさいたま市の伝統や文化に誇りを持ち、異文化を受け入れる柔軟さや寛容さを兼ね備えた子どもの育成を目指しています。今年度から、さいたま市国際ジュニア大使を認証し、グローバルスタディで学んだ成果を世界盆栽大会やさいたまクリテリウムなど、市内で行われる国際的な場で発揮してもらいたいと考えています。

 私は、現場主義の重要な取り組みとして、市内全ての小中高等学校、特別支援学校に学校訪問を続けています。朝、校門に立って、登校してくる児童や生徒とあいさつを交わし、授業の様子を拝見することで、その学校の今の様子を肌で感じとっています。
 家族の宝であり社会の宝である子ども達の健やかな成長は、さいたま市の成長そのものです。地域社会と一緒になって「チームとしての学校」づくり、子育てしやすい環境づくりを進め、子どもが輝く絆で結ばれたまちを実現していきたいと考えています。

 さいたま市長 清水 勇人

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