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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C020795

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”現場訪問(10月12日 小瀬木工)

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 岩槻区にある小瀬木工を訪問しました。小瀬木工は、創業120年を誇り、一刀彫による屋久杉や日光杉の座卓製造で知られています。昔は農具を作る仕事が多かったものの、戦後の高度経済成長とともにその受注件数は減少し、椅子やテーブルなどの木工製品を手がけるようになったそうです。

 また、創業以来、作り続けている臼と杵は、全て手作業で作り上げていて、埼玉県内ではこちらだけだそうです。また、臼の材料は埼玉県の木である「ケヤキ」で、埼玉県産のケヤキは材質が優れていて質の高い臼を製造することができるとのことでした。

 木工製品の材料となる屋久杉などを実際に手にとってみましたが、その大きさや質感からその杉がこれまで生きてきた歴史を感じとることができました。また、製品は木の目を活かすことで、どれひとつとして同じ形ではない、それぞれが個性豊かに仕上がっていました。

 小瀬木工は、平成20年度にさいたま市の伝統産業事業所に指定しています。今後も一刀彫による木工製品の歴史と伝統を継承していくことが重要であり、本市の貴重な地域資源としてPRし、地域経済の活性化を図ってまいりたいと思います。

小瀬木工1

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