“絆”現場訪問（4月14日　さいたま市産業創造財団）

　さいたま市内の中小企業等への支援施策を実行する団体として、平成16年3月に設立した「財団法人さいたま市産業創造財団」を訪問しました。

　ここでは、創業を目指している方や中小企業の経営者を対象とした相談窓口やセミナー・イベントの実施、中小企業資金融資の受付のほか、従業員等の福利厚生を事業者に代わって実施しています。

　東日本大震災への対応では、被害を受けた企業を対象に3月22日から、緊急特別資金融資（震災対応）の申請受付を開始しました。また、4月1日から、災害対応緊急相談窓口を設置し、さらに緊急特別資金融資の対応のほか、事務所等の立ち上げに必要な部屋の準備や部品等の新たな調達先企業の紹介を行っています。

　このほか、将来さいたま市のリーディングカンパニーとなる企業の発掘・支援を目的に「さいたまベンチャーサポート塾」を平成22年12月に開校し、先輩経営者や連携サポーターの協力によるベンチャー企業への支援を実施しているところです。

　さいたま市内の経済を活性化させるため、市では、当財団とともに、地元企業を引き続き支援してまいります。