“絆”現場訪問(11月12日 地元シェフによる学校給食(上里小学校))
岩槻区にある上里小学校を訪問しました。
この日は「地元シェフによる学校給食」の一環で、上里小の子どもたちに、市内イタリアンレストラン「トラットリア・アズーリ」の新妻シェフが、岩槻産のヨーロッパ野菜を使用した給食を提供しました。私も子どもたちと一緒に、ヨーロッパ野菜の一つ、黒キャベツを使ったミネストローネなどを食べ、その味を堪能しました。
ヨーロッパ野菜には、日本では流通していないものも多く、さいたま市では、生産農家やレストランの方々によって研究会が発足し、ヨーロッパ野菜の地域ブランド化や農商工連携に積極的に取り組んでいます。今では、さいたま市は国内でもまれなヨーロッパ野菜の生産地になっています。
子どもたちは教室に持ち込まれた実際の野菜に触れ、日本では珍しい野菜がとても身近なところで生産されていることに驚き、とても関心を持っているようでした。
給食を食べ終え、廊下に出ると、すれ違う子どもたちが皆、「チャオ」とイタリア語で挨拶をしてくれ、学校全体がイタリア一色になっていました。ヨーロッパ野菜を通じて、子どもたちに「農」と「食」のつながりを感じてもらえた給食でした。
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