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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C020385

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成24年10月11日)

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今回の“絆”ミーティングは、5年次職員研修を修了した職員が参加して、「政策形成を試みて」をテーマに開催しました。
はじめに市長から「この政策形成研修では、いつも真剣に取り組んでいただき、毎回良い発表が多いと感じています。日々の仕事ではもちろん、政策形成においてもいろいろな課題があると思いますが、課題解決は職員一人ひとりの情熱とやる気にかかっていると思います。事業に対する思い入れといろいろな工夫によって成功させようという強い意識を持って当たれば、必ずや乗り切れるものです。市民の皆さんが幸せになれることは、どんどんチャレンジしてください。今日は皆さんのいろいろな提案を楽しみにうかがいたいと思います」とのあいさつがありました。

職員に囲まれる市長

職員からの主な意見

  • 一人暮らしの高齢者等がみんなで暮らせる家を提供する「高齢者向け農園付シェアハウス」事業を提案します。本格的な高齢社会を迎え、高齢者の生きがい低下、孤立死の増加、地域コミュニティの希薄化等が顕在化してきていますので、生涯にわたっての健康づくりと介護予防、生きがいづくりの活動支援、一人暮らしの孤立死防止等を図るため、増加しつつある耕作放棄地を活用した農園付の高齢者向けシェアハウス事業を考えました。これにより、高齢者同士が相互に見守れる環境ができ、農作業等を通じて生きがいが増進し介護予防も図れる等の効果が期待できます。
  • みんなが活き活き働ける街づくりを目指し、働きたい人へのきっかけづくりとして、「地元のファミリーレストラン・ヌゥ」事業を提案します。現下の高い失業率や生活保護受給者の増加、子育て世代の女性の労働力の低下、高齢者の就業意欲等を勘案し、さいたま市にある空き店舗等を活用し、遊休農地を耕作するなどして、地元米等を使用した地元のファミリーレストラン・ヌゥ事業を考えました。運営については地元農家の支援を受け、地元調理師学校等とも連携して、商工会議所等の支援を得ながら経営を行っていきます。これにより働きたい人が働ける場所が生まれ、異世代間交流も図られ、働きたい人へのきっかけづくりができるなどの効果が期待できます。
  • 未婚率の上昇等に対応するため「結婚からの絆 みんな結婚しようぜ。」を提案します。未婚率が上昇し、出生率も低下して、地域のコミュニティも希薄化してきています。
    これらの課題に対応するため、まず、小中学校で結婚のすばらしさを教える「家族学」を必修とします。教育委員会でカリキュラムを作成し地域とも連携を図りながら、結婚とは何か、結婚生活、結婚と地域社会の関係等を小中学校で教えていきます。生徒は現場での子育て体験学習なども習得し結婚の意義などを学んでいきます。また、市内に増加傾向にある空き家を活用し新婚世帯に提供するような「空き家バンク」制度も創設します。これにより、若い世代が結婚し子供を出産して、空き家に引越しをして、今まで地域の繋がりが薄かった地域が子育てファミリーの移住によって地域コミュニティが活性化される等の効果が期待できます。
  • さいたま市における生物多様性の保護を図るため「親子でいきもの調査」「外来種駆除事業」を提案します。環境に適応して多用な生物種が存在し、生物系を形成していますが、こうした生物の多様さを総称し生物多様性と呼んでいます。近年、人間が原因で沢山の種が絶滅に追い込まれており、その保護が求められています。これらの課題に対応するため、二つの政策を考えました。一つは市民参加型のデータ調査や、さいたま市生き物検定を開催する「親子でいきもの調査事業」です。もう一つは駆除業者の育成、放棄ペットの居場所・施設づくりを目的とした「外来種駆除事業」です。これらの事業実施により生物多様性に関する普及啓発が図られ、環境学習の機会が増加する等の効果が期待できます。
  • 高齢者の健康維持と肥満者の減少を図るため「みんなのびのび元気なさいたま さいたまふるさとのびのび体操」事業を提案します。高齢者の転倒、骨折により介護が必要となる人や肥満者が増加していますので、市民の皆さんや市内の大学等と連携して市民の皆さんが参加できる体操を創作します。歌詞で市のアピールを図る工夫をするとともに、ご当地体操大会等を企画して全国に広めていきたいと思います。これにより、高齢者の健康維持、体操の習慣づけ等による肥満防止、ふるさ意識の醸成等の効果が期待できます。
  • 子供達が触れ合う機会の創出と規則正しい生活習慣を身につけさせるため「生きる力 子供は沢山遊んで、飯食って、寝ていれば育つ」事業を提案します。近年の核家族化やライフスタイルの変化等によって、子供達のコミュニケーション能力の低下や不健康な子供が増加の傾向にあります。このため子供達を逞しくする「子どもサバイバル合宿」を考えました。合宿では火起こし、川釣り、野草採取、テント生活等を体験し、規則正しい生活と共同作業等から逞しい子供を育てていきます。これにより、子供達の社会性が育まれ自己管理能力が向上して健康的で強い子供を育成できる等の効果が期待できます。

清水市長からは、「この政策形成研修は、皆さんに主体的に良い仕事をしてもらうための研修です。私はいつも述べているとおり、政策は本気度です。皆さんが行っている仕事がどのような意味を持ち、どのような目的を持っているか、何を成果として考えているか、そのために適切なアプローチをしているかどうか、もっと効果をあげることはできないかということを常に考えて課題の解決や仕事の遂行に当たっていただきたいと思います。私たちは市民の皆さんの幸せの実現のために仕事をしています。いろいろなやり方で幸せを実現できます。常に主体的に積極的に仕事を進めていって欲しいと思います。それがさいたま市の行政力を高めていくことに繋がります。皆さんの奮闘を期待します」との話がありました。

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