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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C017446

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成24年2月1日)

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 今回の“絆”ミーティングは、総合振興計画次期基本計画策定に向けた「職員ワークショップ」に参加した職員と「『今後、さいたま市が引き続き成長するために何が必要か』を提言する」をテーマに開催しました。
 はじめに、清水市長から「去年、誕生10周年という記念すべき年を迎え、これからのさいたま市のビジョンや夢をしっかりと構築していく重要な時期だと思っている。急速な高齢化や施設の老朽化といった大きな課題はありますが、それを乗り越えて、夢が描けるようにしていきたい。本日は、これからのさいたま市を担う中堅・若手職員の皆さんから提案を受けて、意見交換をしていきたい」とのあいさつがありました。

職員に語りかける市長

職員からの主な意見

Aグループ

検討テーマ 志のある人と企業が集まる都市)選ばれる都市への進化)

  • 首都圏有数の立地環境や東日本のゲートウェイとしての「強み」が活かしきれず、優位性を生み出せていないとの思いから、徹底した選択と集中により、周辺の大都市などに対する優位性を生み出し、都市間競争を勝ち抜くために、「チャレンジ」をキーワードにした3つの柱からなる提言をまとめました。
  • 一つ目は、例えば鉄道利便性を生かして、東日本にある国立大学の連合大学や合同研究機関を設置するなど、先端技術が生まれやすい環境を整備し、人と企業の知的活動を積極的に誘致することや、起業者や先進的事業に取り組む企業、専門分野の人材への徹底的な支援を行うことなど、「チャレンジする産業の誘致・集積化」を進める必要があると思います。
  • 二つ目は、子育て世帯の居住環境を徹底的に整備・充足化することや、歩行者優先の生活道路整備を徹底することなどにより、「高齢社会」と「次世代育成」に適応するユニバーサル社会を構築することなど、「チャレンジする人を支える環境の整備」を行う必要があると思います。
  • 三つ目は、盆栽に代表される国内外にアピール可能な既存の資源に付加価値を付与しながら、徹底したPRの展開や、行政主導型のPR活動から脱却した、市の「ブランド」及び「ネームバリュー」向上に取り組むことなど、「チャレンジングなPRコンテンツの開発」に取り組む必要があると思います。
  • これらの取組により、志のある人や企業に選ばれるさいたま市を築き上げる必要があると考えています。

Bグループ

検討テーマ 人とまちとがつながり「育つ」都市

  • 若い世代が多く、マンパワーがあるといった様々な「強み」を活かしきれていないのは、意識や感覚の乖離があるためで、そのギャップを埋めていくことが都市を「そだてる」ことにつながっていくのではないかと考え、3つの「つながり」に関する提言をします。
  • 一つ目は、子どもと大人、経営者と後継者などの「縦」のつながりで、経験を伝えることの必要性について、例えば、同じ経営課題を持つ複数の企業が集うコミュニティを形成し、現経営者と後継者が共に参加することで、「秘訣」の継承を図ることが必要だと思います。
  • 二つ目は、子どもと子ども、市民と市民などの「横」のつながりで、知識が広がるというもので、例えば、子どもの遊び場を拡大することで、子ども同士、異年齢の交流を促進し、子どもの豊かな成長を促すことが必要だと思います。
  • 三つ目は、学校と地域、企業と子どもなどの「斜め」のつながりで、知恵を結ぶというもので、例えば、市内全域の小・中学校で、継続的に地域とのかかわりを持つカリキュラムを実施することで、地域に愛着を持つ子どもを育てることなどが必要だと思います。
  • 私たちが直接何かを行うことも必要ですが、それ以上に市内の様々な人や企業などを私たちが間接的につないでいくことで、より自発的な取組が生まれて、そのことで自ら立ち、自ら律することのできる都市になってくるのではないかと思っています。

Cグループ

検討テーマ みんなで安心をつくる。

  • 自助・共助・公助を意識し、心の安らぎを感じられる、安全なまちはみんなでつくるものという強いメッセージを込め、みんなで安心をつくるために必要な3つの柱からなる提言をまとめました。
  • 一つ目は、防災体制の充実に関するもので、防災センターの強化・拡充やPRの強化等により、市民・企業・行政それぞれの防災意識を高めるとともに、実践的な情報発信力を強化することや、例えば都内の屋形船業者との協定により荒川を活用した救援など、帰宅困難者対策の強化が必要だと思います。
  • 二つ目は、交通の安全性の向上に関するもので、ハード面での整備には制約や限界があるため、例えば自転車指導リーダーを設置・育成するなど、地域コミュニティを中心としたソフト面の対策強化により、交通事故による死傷者数を減らしていくことが必要だと思います。
  • 三つ目は、地域コミュニティの強化に関するもので、例えば若者の自治会体験や地域対抗のまちづくり競争等による自治会活動への参加のきっかけ作りを通じて地域貢献意識の高まりを受けとめられる自治会づくりや、既存のコミュニティに属していない人たちもコミュニティを形成したくなる仕掛け作りが必要だと思います。
  • 市民の安心、安全、生命、身体、財産を守ることは行政の最も大きな仕事ですが、同時に自助・共助の意識や責任を持つことも大切なことですので、「みんなで安心をつくる」というメッセージを発信していくことが必要だと思います。

 市長からは、「皆さんが休日に自主的に検討してくれたことはありがたい。その気持ちはこれからも大切にしてください。さいたま市全体を俯瞰して見ることも重要なことで、様々な気付きがあったことと思います。切り口として面白いものもあったので、せっかく取り組んだのですから、若い皆さんが知恵やフットワークの良さを生かし、具体的な内容をもう一工夫して、またぜひ提案をしてください」との話がありました。

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