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更新日付:2013年12月24日 / ページ番号:C011256

市長の部屋 さいたま市長 清水 勇人 絆をつなぐ

“絆”ミーティング(平成22年5月25日)

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今回の“絆”ミーティングは、保健所及び各区保健センターの保健師12名と『虐待予防及び健康づくりの取り組みについて』をテーマに開催しました。
はじめに清水市長から、「保健師は虐待リスクの高い親子や母子をいち早くキャッチしているケースが多いと思います。マニフェストの中でも重要な位置を占める仕事を担当されている皆さんの現場での考えや、困っていること、感じていることなどを聞いて、問題点の把握をしたいと思いますし、私自身の考えをみなさんに伝え、同じ方向を向いて仕事をしたいと考えています。」とのあいさつがありました。

参加職員の話にうなずく市長

職員からの主な意見

『虐待予防の取り組みについて』

  • 虐待のリスクが高いケースには、必要の度合いに応じて、長期的できめ細やかな関わりを行っていますが、保健センター事業の利用がないケース、こちらからのアプローチに拒否的なケース、連絡の取れないケースは、虐待のリスクが高くても介入が難しいと感じています。
  • 虐待事例によっては、支援課や児童相談所などとの連携も必要になることから、個別に連携を取るだけでなく、要保護児童対策地域協議会で情報交換や対応方針を協議しています。各部署がお互いの役割を十分理解したうえで、ケースの状況に応じて、その役割に最も適した部署が主となり、協力し合いながら対応することが大切だと思います。
  • 虐待リスクのアセスメント能力向上のため、保健所、10区保健センターが共通のアセスメントシートを使用しています。支援課や児童相談所との連携の際にも、伝えたいことを客観的に伝えるため、アセスメントシートを活用して連携を強化していく必要があると考えています。

『健康づくりの取り組みについて』

  • 子育て世代の女性の支援として、託児付きであったり、平日参加できない方のために土曜日開催の教室を開催していますが、土曜日開催にすると参加者は増えています。
  • 保健センターに行ってまで参加はしたくないという市民も多いと感じ、昨年PTAと協力して運動教室を行いました。区役所まで来てもらうのが難しい場合、職員が地域へ出向くことで興味を持ってもらい、少しずつ健康を意識してもらえるような支援を考えていきたいです。
  • 禁煙教室を実施していますが、参加者が伸び悩んでいるため、受動喫煙という新しい視点を加え、様々な機会で広く市民に対して禁煙の普及啓発を行う新たな取り組みを開始しました。
  • 教室に参加した後、継続的に実施してもらうことが必要なため、地域での自主グループ活動が必要だと考えています。

最後に清水市長から、「児童虐待の取り組みでは、連携の難しさをどう解消するかが大きなテーマと考えています。他の団体との実態の共有化が難しく、判断を見誤ると事故につながりますが、何としても防がなければならないと考えています。健康づくりの取り組みについては、なかなか効果は出にくいですが、地道で細やかな努力が必要だと思います。さいたま市の高齢化率はまだ他に比べると高くはないけれど、先を見越した団塊の世代に対しての取り組みなど、皆さんの力が重要になってくると思います。健康というのは、市民にとっても、行政にとっても共通の利益であると考えています。」と話しがありました。

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