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更新日付:2024年4月8日 / ページ番号:C112159

【報告】メディア・リテラシー講座

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令和5年12月14日(木)~23日(土)

テレビ・ラジオの世界のジェンダー最新情報

岸田 花子さん

(日本民間放送労働組合連合会委員長 )  

 

講義内容

・メディアのジェンダーギャップ解消は進んでいるのか?テレビ局の上層部の女性はかなり少数。新聞業界も同様。業界に女性は増えてきた感覚はあるが、意思決定者は増えていない。メディアの働き方や構成者は一般にも影響してくるため、その部分を変えるのは重要。インターネットの台頭でメディアの地位は揺らいできている。コンテンツを面白くするため、産業として栄えていくためにも女性登用が効果的では。新規採用者は女性が半分で、いずれ上の年代も女性が増えると思うが、それでは遅い。
・メディアで働く人から寄せられている声を紹介。働きづらさ、管理職の意識、登用・評価、ロールモデル不在等。
・2030年に女性の意思決定者30%を達成のために、メディアで働く女性ネットワークのメンバーと一緒に申し入れや記者会見を行っている。
・講師自身の経験・体験から。
  生理に関わること。女性の健康に関する分野で外国に比べて遅れていると報じられてはいるが、足りない。メディアや政治の責任を感じる。
  出産体験から。出産適齢期とキャリア形成時期が重なるため迷いが生じるのでは。少子化対策のため、不妊治療等ももちろん大事だが、若いうちに出産後キャリアを続けられるよう整備するのが有効では。子どもを持って働きつづけることを前向きにする社会が必要。
  障害児を持つ親のこと等、メディアで取りこぼされる情報がある。
  出産後の自身への評価から考えたこと。
・横のつながりについて、労働組合について話をして終了。

受講者の声

・マスメディア業界の女性の働く現場を数値をもとに説明してきただき、意外と活躍している女性が多いのか?と思ってたのだが全く予想外だったので驚いた。演者の出産子育て仕事を話す時間もありより深く現状を知ることが出来た。女性が頑張っても男性の協力理解、男性が変わらなければ変わらないので上層部の教育を理解するまで徹底してやって欲しい。女性役員モデルが少ないのは理解できるが、強制も出来ない、だからこそ男性の協力が不可欠だと思う。

・メディア会社の実態調査を中心に、実際に働く人々のリアルな声を聞けて大変勉強になりました。高校生の娘を含む家族全員で見て、そのあと話し合いました。よい機会をありがとうございました。

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電話番号:048-643-5816 ファックス:048-643-5801

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