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更新日付:2023年5月22日 / ページ番号:C097202
さいたま市教育委員会では、世界的な課題に対する問題意識をもち、グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指し、一人ひとりの多様な幸せ(Well-being)を大切にする未来の教育を推進しています。
令和4年度からさいたま市が推進している「模擬国連」の市内でのさらなる広がりを狙い、ウクライナをはじめとしたフィールドで、国連職員として活躍する方々を招き、「さいたま市模擬国連ワークショップ」を開催します。
令和4年2月のロシアによる侵攻から1年。ウクライナでは不安定な状況が続いています。基調講演では国際移住機関(IOM)ウクライナ職員の赤尾邦和氏から、現地キーウからオンラインで今の状況を伺い、その後、高校生とディスカッションを行います。
1923年にハーバード大学の授業として始まりました。その後、日本でも大学の授業やサークル活動を中心に広がりました。近年、高校では部活動だけでなく、学校によっては、授業に位置付けられています。年に一度、全日本高校模擬国連大会も開催されており、全日本大会の上位入賞者はニューヨークで行われる世界大会へ出場しています。
模擬国連では、参加者は国を割り振られ、各国の大使として活動します。その中で、自国の立場を踏まえた政策の立案を行い、政策を表明するために、本会議でのスピーチや、他国との交渉を行い、決議案を作成し、会議での議決を目指します。
さいたま市教育委員会は、模擬国連の取組を通して、生徒が国際政治の仕組みを理解し、国際問題の解決策を考える過程を体験することで、他者を理解し尊重する態度や国際社会の平和と発展に寄与する態度、コミュニケーション能力などを身に付け、グローバル社会の様々な分野において活躍できる力を育成します。
現在、国内での模擬国連は、学校単位での実施が多く、生徒の参加機会が限られています。さいたま市教育委員会は、市として模擬国連を実施することで、広く生徒が参加できる機会を提供していきます。
昨年の様子はこちらから:さいたま市模擬国連 ~中高生が国連大使として、世界平和のために話し合いました~ - YouTube
令和5年6月4日(日曜日)9時30分から16時15分まで
さいたま市教育研究所 5階 研修ホール (浦和区岸町6-13-15)
国連システム合同監査団 監査官 星野俊也 博士(前さいたま市グローバルアドバイザー) ※オンライン
国際移住機関(IOM)ウクライナ事務所 職員 赤尾邦和 氏 ※オンライン
市長、教育長
市立中・高等・中等教育学校生徒
1.9:30~9:40 開会行事(市長あいさつ、教育長あいさつ)
2.9:40~9:50 ゲストメッセージ
国連システム合同監査団 星野俊也 監査官(前さいたま市グローバルアドバイザー)
3.9:50~10:50 基調講演 「世界中の人が屋根の下で安心して眠るために~キーウの国際機関で働く 日本人の視点から~」
国際移住機関(IOM)ウクライナ事務所 赤尾邦和 氏
4.11:00~12:00 パネルディスカッション「What can we do for immigrants to Japan? 日本への移民・難民に対し、私たちがすべきこと 」
市立高校生等代表 × 赤尾氏
5.13:00~16:00 模擬国連入門ワークショップ 「国際移住と開発」(高校生議場)、「国連カフェメニュー」(中学生議場)
ファシリテーター: 一般社団法人グローバル・クラスルーム協会
6.16:00~16:15 諸連絡
取材を希望する場合は、令和5年6月2日(金曜日)17時までにご連絡ください。
高校教育課
課長:神田、担当:山﨑、小口
電話:829-1671
内線:4147
教育委員会事務局/学校教育部/高校教育課
電話番号:048-829-1671 ファックス:048-829-1990