（令和5年10月27日発表）下水道工事の契約解除について

　本市発注の下水道工事契約において、積算に用いる単価の設定に誤りがあったことが判明しました。契約した相手方には謝罪及び事情の説明を行い、契約を解除しました。
　本件に関し、関係者の皆様に多大なご迷惑をおかけしたこと、市の信用を失墜させてしまったことをお詫びするとともに、再発防止を徹底します。

1　工事名

2　開札日・契約日・契約解除日

開札日　　　令和5年 9月21日（木曜日）
契約日　　　令和5年10月 3日（火曜日）
契約解除日　令和5年10月27日（金曜日）

3　経緯

　令和5年10月16日（月曜日）に当該契約の積算に関する問い合わせがあり、設計図書を精査したところ、積算に用いる単価の設定に誤りがあることが判明しました。
　この誤りにより、予定価格と最低制限価格が過大となっていたため、適正な予定価格と最低制限価格で入札を実施した場合、落札者が変更となることを確認しました。このことから、本日、契約を解除しました。

4　原因

　工事積算で設定した推進器具機械の損料について、誤って損料率を登録してしまったものです。
　複数で検算していたものの、誤りに気付くことができませんでした。

5　今後の対応

　当該契約に係る下水道工事への影響が最小限となるよう、設計内容を精査して、再発注を行う予定です。
　契約を解除した相手方には、損害賠償を含め、真摯に対応します。

6　再発防止策

　工事発注全課所を対象とした全庁的な研修を実施し、工事設計図書を作成する際の注意点を共有します。チェック体制を強化することで積算誤り防止を徹底します。

7　問い合わせ先