（令和5年11月7日発表）小学校の宿泊行事（自然の教室）で体調不良者が多数発生した事案について（第2報）【最終報】

令和5年10月16日から10月20日に福島県南会津郡で実施した宿泊行事（自然の教室）の後、緑区Ａ小学校及び北区Ｂ小学校において発熱や嘔吐等の体調不良者が多数発生しました。
体調不良の原因について、宿泊施設を管轄する福島県の保健所とさいたま市保健所が調査を行った結果及び今後の対応をお知らせします。

1 調査結果

さいたま市保健所による両小学校から提出された体調不良者の検便検査において、両校とも30名以上からノロウイルスが検出された。また、福島県による施設調査の結果、体調不良者等への聞き取り調査結果及び当該検便結果から、本事案は、提供された食事を原因とする食中毒であるとは判断できず、吐物等を媒介としたノロウイルスによる感染症の可能性が否定できない。

2 今後の対応

この調査結果及びさいたま市保健所からの助言を踏まえ、これから自然の教室を予定している小・中学校においては、健康観察や手洗い等の手指衛生の指導を行う等、一層の感染症対策に取り組みます。宿泊施設側とも必要な情報共有を行ってまいります。

3 問い合わせ先