ページの本文です。
更新日付:2023年3月2日 / ページ番号:C087586
小学校6年~高校1年相当の女子の方のヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期予防接種につきましては、こちらのページをご覧ください。
【R5.2.3更新】
現在、日本国内で使用できるHPVワクチンは、サーバリックス(2価HPVワクチン)、ガーダシル(4価HPVワクチン)、シルガード9(9価HPVワクチン)の3種類があります。
このうち、サーバリックスとガーダシルは定期接種として公費で受けられます(※)。
シルガード9(9価HPVワクチン)は、現時点では定期接種の対象ではありませんが、厚生労働省令の改正により、令和5年4月から定期接種として公費で受けられることとなりました。
詳細な内容については、決定次第お知らせします。
(※)公費で受けられる2種類のHPVワクチン(サーバリックスとガーダシル)については、厚労省ホームページの「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~」をご覧下さい。
9価ワクチンについて、詳しくは、こちらの厚生労働省ホームページをご覧ください。
令和4年3月18日付けの国の通知で、平成9年4月2日から平成17年4月1日生まれの女子で、定期接種の対象年齢を過ぎて、任意接種として自費で受けた方については、償還払いの制度を設けることが示されました。
償還払いの詳細については、こちらのページ、をご覧ください。
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの定期予防接種の個別勧奨が再開されたことに伴い、ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対して、公平な接種機会を確保する観点から、時限的に、従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行うこととなりました。(以下「キャッチアップ接種」という。)
1 キャッチアップ接種の対象者について
積極的な勧奨を差し控えている間に定期接種の対象であった、平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれまでの女子
2 キャッチアップ接種の期間について
キャッチアップ接種の期間は、令和4年4月から令和7年3月までの3年間
![]() |
3 キャッチアップ接種対象者への個別通知の送付について
・平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれまでの女子の方に、6月末に個別に予診票やご案内を送付しました。
・市内実施医療機関で接種ご希望の方は、ページ下部のHPVワクチン実施医療機関一覧をご覧いただき、医療機関に直接ご予約ください。
・転入された方等お手元に予診票がなく、郵送をご希望の場合は、お手元に接種希望者のHPVワクチンの接種歴が分かるもの(母子健康手帳等)をご用意の上、各区役所保健センターへご連絡ください。連絡先はページ下段にあります。
市内の実施医療機関以外で接種をご希望される場合は、こちらのページをご覧ください。
詳しくは、こちらの厚生労働省通知、もしくは右側のキャッチアップ接種に関するリーフレットをご覧ください。
リーフレットはご希望の方には、郵送することもできますので、各区役所保健センターへご連絡ください。連絡先はページ下段にあります。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんの原因となるウイルスです。
このウイルスによる感染の一部を防ぎ、子宮頸がんを予防するための方法として、定期予防接種を受けることができます。
接種を検討されている方は、このワクチンの有効性とリスク等を十分ご理解いただいた上で、母子健康手帳等で接種歴を確認し、体調の良い時に接種を受けてください。
以下は、小学校6年~高校1年相当の女子及び保護者向けのリーフレットです。参考としてご覧ください。
接種を検討されている方 | 接種を検討されている方 | 接種を受け終わった方 |
![]() |
![]() |
![]() |
【参考】【概要版】小学校6年~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ | 【参考】【詳細版】小学校6年~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ | 【参考】HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ |
※HPVワクチンについて、詳しく知りたい方はヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~(厚生労働省) も併せてご覧ください。
接種日時点でさいたま市に住民登録がある、平成9年4月2日から平成18年4月1日生まれまでの女子
令和4年4月1日から令和7年3月31日までの3年間
さいたま市定期予防接種実施医療機関
実施医療機関一覧はこちら
※事前にお電話等で医療機関に予約してください。
※医療機関のワクチンの在庫状況や休診日等により、希望の接種日に接種できないこともあります。具体的なスケジュールについては、接種医とご相談ください。
※市内の実施医療機関以外で接種をご希望される場合は、こちらのページをご覧ください。
無料
※1 市内実施医療機関に用意してあります。なお、事前に市から郵送交付を希望の場合には、お手元に接種を希望される方の接種歴の分かるもの(母子健康手帳等)をご用意の上、各区役所保健センターへご連絡ください。
※2 接種を受ける際に、これまでの接種したワクチンの種類・回数を確認し、予診票に記入していただきます。母子健康手帳や予防接種済証により、過去の接種記録の確認をしてください。母子健康手帳を紛失し、過去の接種記録がわからない場合は、小学校6年から高校1年の間に接種した自治体に接種記録が残っている場合がありますので、被接種者から直接、各自治体に接種記録を取り寄せてもらう等により、接種記録の確認を行ってください。
3回
ワクチンは下記(ア)(イ)の2種類あります。
1回目~3回目の接種は、原則として同じワクチンで受けてください。過去に接種歴のある場合、同一のワクチンで接種を完了することを原則とするため、過去に接種したワクチンの種類を確認してください。ただし、過去に接種したワクチンの種類が不明の場合、接種を実施する医療機関の医師と被接種者とで十分に相談した上で、接種するワクチンの種類を選択してください。この場合、結果として異なる種類のワクチンが接種される可能性があるため、ワクチンの互換性に関する安全性、免疫原性及び有効性についても、十分な説明を受けてください。
(ア)2価ワクチン(サーバリックス)
【定期予防接種として接種できる最短のスケジュール】
2回目の接種は、1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて接種
3回目の接種は、1回目の接種から5か月以上かつ2回目から2か月半以上の間隔をおいて接種
【国が示している標準的な接種スケジュール】
接種間隔:
2回目の接種は、1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて接種
3回目の接種は、1回目の接種から6か月以上の間隔をおいて接種
※2回目の接種と3回目の接種は必ず2か月半以上の間隔をおくこと
(イ)4価ワクチン(ガーダシル)
【定期予防接種として接種できる最短のスケジュール】
2回目の接種は、1回目の接種から1か月以上の間隔をおいて接種
3回目の接種は、2回目の接種から3か月以上の間隔をおいて接種
【国が示している標準的な接種スケジュール】
接種間隔:
2回目の接種は、1回目の接種から2か月以上の間隔をおいて接種
3回目の接種は、1回目の接種から6か月以上の間隔をおいて接種
※2回目の接種と3回目の接種は必ず3か月以上の間隔をおくこと
※新型コロナウイルスワクチンとその他のワクチンとの接種間隔について、詳しくは、こちらの厚生労働省ホームページをご覧ください。※HPVワクチンは不活化ワクチンのため、新型コロナウイルスワクチンを除き、他のワクチンとの接種間隔の制限はございません。ただし、HPVワクチンは複数回接種するため、接種間隔を守ってください。具体的な接種スケジュールについては、接種医とご相談ください。
HPVワクチンを接種した後に気になる症状が出たときは、まず、接種医療機関に相談しましょう。また、みなさんの身近な地域において適切な診療を提供する県内協力医療機関が、厚生労働省により選定されています。受診の際は接種医またはかかりつけ医に相談しましょう。
詳しくは、こちらの厚生労働省ホームページをご覧ください。
子宮頸がんは、子宮頸部(子宮の出口)にできるがんで、日本では年間約11,000人が発症し、約2,900人が亡くなっています。若い世代の女性のがんの中で多くを占めます。
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(以下、HPV)というウイルスの感染によっておこるといわれています。HPVには200種類以上のタイプがあり、子宮頸がんの原因となるタイプは少なくとも15種類あることが分かっています。
HPVは特別な人だけが感染するウイルスではなく、性交経験がある女性であれば誰でも感染する可能性があります。発がん性HPVに感染しても、多くの場合、感染は一時的で、ウイルスは自然に排出されますが、ウイルスが排出されずに感染した状態が長期間続く場合があります。そのうち、ごく一部のケースで数年~十数年間かけて前がん病変(がんになる手前の細胞)の状態を経て子宮頸がんを発症します。
従って、この間に子宮がん検診を受診することで、前がん病変を早期に発見し、治療することが可能です。なお、子宮がん検診については、がん検診等のご案内をご覧ください。
詳しくは、下記区役所保健センターへお問合せください。
保健福祉局/保健所/疾病予防対策課 疾病対策係
電話番号:048-840-2211 ファックス:048-840-2230
表示モード : パソコン版スマートフォンサイト