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更新日付:2020年9月24日 / ページ番号:C050161

さいたま市の梅毒報告状況

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(診断日集計)

梅毒の患者または無症状病原体保有者(保菌者)を診断した医師は、感染症法に基づき7日以内に最寄りの保健所に届け出ることになっています。
下のグラフのとおり、梅毒の報告は2014年以降増加しており、女性の報告も多い状況です。妊娠している人が梅毒に感染すると、胎盤を通して胎児に感染します(先天梅毒、下記参照)。妊婦健診を必ず受けましょう。

2020年の報告状況

2020年は1月1日から9月20日までに診断された患者等について、2020年9月23日15時現在で集計しています。2020年の報告数の累計は39人です。

梅毒 2020年年別報告数

梅毒 2020年年別・年齢階級別報告数

男性病型内訳女性病型内訳

下図は、2015年以降の年次患者推移を病型別に表したものです。

型別年次患者数推移(男性)

型別年次患者数推移(女性)

過去の報告状況

過去3年の報告状況を年齢階級別にみると、2017年は20歳代と40歳代を中心に報告が多い状況でした。また、2018年は2017年と比べ30歳代で大幅に報告が増加し、20~40歳代の報告が多い状況です。2019年は20歳代と30歳代の報告が全体のおよそ半数をしめています(下記グラフ参照)。
2019年性別年齢階級別報告数

2019年の報告状況を性別・年齢階級別にみると、女性は20歳代を中心に男性は30歳代を中心に報告が多い状況です。

2019年性別年齢階級別報告数

病型別にみると、男性と女性では割合が異なることがわかります(下記グラフ参照)。
2018年までの状況と異なり、2019年は女性の早期顕症梅毒1期の報告が多くなっています。年次患者推移(病型別)もご覧ください。
先天梅毒は、2006年以降では、2015年に1人、2018年に2人の報告があります。男性病型内訳男性病型内訳

全国の梅毒の報告状況について 

梅毒年別報告数一覧
2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年 2018年
報告数

691

(5)

621

(1)

827

(6)

875

(4)

1,228

(4)

1,661

(10)

2,690

(14)

4,575

(15)

5,826

(9)

7,007

(17)

国立感染症研究所ホームページ 感染症発生動向調査年報データより引用(感染症発生動向調査年別一覧表感染症発生動向調査事業年報)。
( )は先天梅毒の報告数、再掲。

2019年の報告数は、IDWR 2019年第52週(国立感染症研究所HPへ)をご覧ください。

梅毒について

梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。原因はスピロヘータの一種である梅毒トレポネーマ(Treponema pallidum)という細菌で、「梅毒」という病名は赤い発疹が楊梅(ヤマモモ)に似ていることに由来しています。感染すると、全身に様々な症状が出ますが、経過した期間によって症状の出現する場所や内容が違います。

感染後の期間 症状 備考、注意点など
~3週間 早期顕症梅毒1期

・感染した部位(主に陰部、口唇部、口腔内、肛門)にしこり

・股の付け根の部分(鼡径(そけい)部)のリンパ節の腫れ

・これらの症状は、痛みが無いことも多く治療をしなくても自然に軽快します。

・症状が軽快しても体内から病原体がいなくなったわけではありません。

・他の人にうつす可能性もありますので、この時期に梅毒の検査をして、治療しましょう。

~数か月 早期顕症梅毒2期

・皮膚(手のひら、足の裏)や粘膜にうっすらと赤い発疹

・この発疹が小さなバラに似ていることから「バラ疹」と呼ばれています。

・発疹は治療をしなくても数週間で消えたり、また、再発を繰り返したりします。

・抗菌薬で治療しない限り病原菌は体内に残っています。

・この時期に適切な治療を受けられなかった場合、数年後に複数の臓器の障害につながることがあります。

~数年 晩期顕症梅毒

・皮膚や筋肉、骨などにゴムのような腫瘍(ゴム腫)

・心血管症状、神経症状、眼症状

・感染しても臨床症状が認められないことがあります。

・複数の臓器に病変が生じ、場合によって死亡することもあります。
妊娠時の感染 先天梅毒

・死産、早産、新生児死亡、奇形

骨軟骨炎、梅毒疹(発疹)

・晩期先天梅毒では、乳幼児期は症状を示さずに経過し、学童時期に実質性角膜炎、内耳性難聴、Hutchinson歯などの症状を呈する。

妊娠している人が梅毒に感染すると、胎盤を通して胎児に感染します。

先天梅毒についての参考情報

先天性梅毒児の臨床像および母親の背景情報に関する研究報告(2016~2017年)(国立感染症研究所IASR Vol.39 2018年11月号)

予防に向けて

梅毒の症状は、現れても消失してしまい、一見治ったかのように思ってしまいますが、体内から病原体がいなくなったわけではないため、注意が必要です。また、梅毒は1回感染して治療したとしても再度感染するので、一度治療したからといって安心はできません。
予防には、感染者、特に感染力の強い第1期及び第2期の感染者との性行為等を避けることが基本です。コンドームは予防効果がありますが、完全ではないため、感染が疑われる症状がみられた場合には、性的な接触を控え、早期に医師の診断・治療を受けましょう。
梅毒に感染したとわかった場合には、周囲で感染の可能性がある方(パートナー等)と一緒に検査を行い、必要に応じて一緒に治療を行うことが重要です。
詳細は、梅毒に関するQ&A(厚生労働省)をご参照ください。

啓発用ポスター等(厚生労働省)

啓発用ポスター

さいたま市感染症情報センターへ

関連リンク

この記事についてのお問い合わせ

保健福祉局/健康科学研究センター/保健科学課 
電話番号:048-840-2250 ファックス:048-840-2267

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