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更新日付:2024年2月26日 / ページ番号:C113257
令和6年2月17日(土曜日)に、さいたま市桜区にあるサイデン化学アリーナさいたま(記念総合体育館)において「さいたま市ノーマライゼーションカップ 」を開催しました。
さいたま市は、全国の政令指定都市に先駆けて、平成23年にノーマライゼーション条例を制定しました。 ノーマライゼーション条例は、ノーマライゼーションの理念である障害のある人もない人も誰もが安心して暮らすことのできる地域社会の実現を目指すことを目的としています。
そして、条例とその理念の普及啓発を図ることを目的として、視覚障害のある選手と目の見える選手が協力してゴールを目指すブラインドサッカー国際親善試合「ノーマライゼーションカップ」を、平成25年より開催しています。
第10回目の開催となる今回のノーマライゼーションカップでは、女子日本代表と女子インド代表が互いに激しくぶつかりあう迫力あふれるプレーが繰り広げられました。
試合は、前半は無得点で折り返しましたが、後半に日本がシュートを決め、1対0で女子日本代表が勝利しました。
今大会のMVPは日本代表の竹内真子選手が、MIPはインド代表のアクシャラ・ラナ選手が受賞しました。
試合前後やハーフタイムには、少年サッカーによる前座試合、市内ダンスチームによるダンスパフォーマンス、市内小学校金管バンドによるドリル演奏、市内中学生によるインド代表チームの監督へのインタビューなど、様々なイベントを実施しました。
また、同時開催イベントとして、元浦和レッドダイヤモンズ選手 酒井友之さんをゲストにお迎えしてのブラインドサッカー体験教室を開催。元ブラインドサッカー日本代表 加藤健人さんにもご指導いただきました。その他、フライングディスク体験、ボッチャ体験、視覚障害者が音を頼りに楽しむスポーツ サウンドテーブルテニス体験を実施しました。
ブラインドサッカーは、視覚障害者のために開発された5人制サッカーです。
通常、情報の8割を得ているという視覚を閉じた状態でプレーします。技術だけではなく、視覚障害者と健常者が力を合わせるため、「音」と「声のコミュニケーション」が重要です。
ボールの位置や転がりがわかるよう、音の出る特別なボールを使います。また、ボールを持った相手に向かって行く時には、危険な衝突を避けるため「ボイ」と声を出さなければなりません。敵陣ゴールの裏に、「ガイド(コーラー)」と呼ばれる人が立ち、攻撃の指示を出します。ゴールキーパーは目の見える人が務め、自陣での守りを指示し、また、監督は選手交代などに加えて、ピッチ中盤でのプレーに声で情報を伝えます。
詳しくは日本ブラインドサッカー協会のホームページ(https://www.b-soccer.jp/)をご覧ください。
福祉局/障害福祉部/障害政策課 ノーマライゼーション推進係
電話番号:048-829-1306 ファックス:048-829-1981