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更新日付:2020年2月27日 / ページ番号:C070432

平成28年度特別展「旅鰻(たびうなぎ)献上~史料に見る鷹場御用と地域の村々~」

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江戸時代、現在のさいたま市内の大半の地域にあたる村々は、徳川御三家のうち紀州徳川家の当主などが鷹狩りを行う「御鷹場(おたかば)」に指定されていました。中でも見沼田んぼ周辺の村々は、鷹場御用に伴うものとして、時期になると収獲した鰻を紀州藩主へ献上する慣習があり、このように地方で収獲し江戸に送られる鰻は俗に「旅鰻」と呼ばれていました。

鰻差立ニ付覚(個人蔵 埼玉県立文書館寄託 市指定有形文化財)
「鰻差立ニ付覚」(会田家文書No.6885 個人蔵 埼玉県立文書館寄託 市指定有形文化財)

今回の展示では、日光御成道大門宿本陣および紀州鷹場の鳥見(とりみ=在地の鷹場役人)を務めた会田家に残る古文書を中心に、鰻の献上をはじめとした鷹場御用と、地域の村々のかかわりについて紹介します。

浦和宿蒲焼商史料
「覚」(武笠家文書No.658 個人蔵 埼玉県立文書館寄託 市指定有形文化財)

また、これまで明治初期以前の中山道浦和宿に「蒲焼」を商う店舗があったことを示す、確実な史料は確認されていませんでしたが、展示調査の過程で、三室村の名主を務めた武笠家に残る古文書から、浦和宿に存在した事実を示す史料1点を確認しましたので、あわせて初公開します。

開催期間

平成28年10月22日(土曜日)から平成28年12月4日(日曜日)まで
9時から16時30分まで
休館日 11月14日を除く月曜日、11月4日(金曜日)、11月24日(木曜日)

展示構成

1 紀州鷹場とは
2 献上鰻
3 紀州藩江戸屋敷
4 大名献立に見る蒲焼
5 鰻と江戸時代の文化

関連講座

「紀州鷹場と献上鰻」
講師 根崎 光男 氏
日時 平成28年11月27日(日曜日) 14時~15時30分
会場 さいたま市立大古里公民館(さいたま市緑区三室2614-2) 体育室
浦和博物館から徒歩約10分、JR京浜東北線北浦和駅東口から東武バス「さいたま市立病院」行き「北宿」下車
徒歩約6分
※公民館には駐車スペースがありません。上記公共交通機関でお越し下さい。
定員 80名(事前申込)

申込 11月15日(火曜日)【必着】までに、往復はがきに住所・氏名(連名可)・講座名・電話番号を記入のうえ、
〒336-0911 さいたま市緑区三室2458 さいたま市立浦和博物館へ(申込み多数の場合は抽選)
※往復はがきでの募集は終了しましたが、まだ定員に余裕がありますので、電話または博物館窓口での
申込みも受け付けします。


学芸員による展示解説

日時 平成28年10月22日(土曜日)、11月3日(祝)、11月20日(日曜日) 10時~、14時~ 各30分程度
時間までに、浦和博物館へお越し下さい。

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教育委員会事務局/生涯学習部/博物館/浦和博物館 
電話番号:048-874-3960 ファックス:048-874-3960

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