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更新日付:2016年10月19日 / ページ番号:C000468

文化財紹介 石尊講木製奉納太刀

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石尊講木製奉納太刀(天明2年銘)表面の写真
表面
石尊講木製奉納太刀(天明2年銘)裏面の写真
裏面
石尊講木製奉納太刀
指定の区分 市指定 有形民俗文化財
指定名称 せきそんこうもくせいほうのうたち
石尊講木製奉納太刀
 天明二年、四ツ屋講中の銘がある
員数 1口
指定年月日 平成9年3月4日
所在地 緑区大字三室2458(さいたま市立浦和博物館(新しいウィンドウで開きます))
所有者 さいたま市
概要 現在の南区四谷に伝わった天明2年(1782年)の銘を持つ奉納太刀です。長さ3.67メートル。桐製で、柄は漆塗りの銅板で覆い、鋲打ちし、2つある目釘孔は銅製の縁金具で覆われています。表面には「獻納石尊大權現御寶前」「武州足立郡四ツ屋村」裏面には「大願成就如意満足之攸」「天明二壬寅歳夏六月吉祥日」などと漆で記されています。
石尊講(大山講)は、大山阿夫利神社(神奈川県伊勢原市)を信仰の対象としたもので、「あふり」が「雨振り」に通じるということで、雨乞いの対象となっていました。この奉納太刀も、かつては田島の氷川社(桜区)へ担いで行き、境内の池に掛かる橋に立て、水垢離をして雨乞いの行事を行ったといいます。
関連図書 『浦和市文化財調査報告書』第42集(浦和市教育委員会、1996年発行)

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