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更新日付:2024年4月26日 / ページ番号:C113033

サクラソウ開花状況(2024年)

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令和6年サクラソウサギ

文化財キャラクター「サクラソウサギ」

田島ケ原サクラソウ自生地 サクラソウ開花状況(2024年) 

田島ケ原サクラソウ自生地は、サクラソウ自生地として唯一の国指定特別天然記念物です。
サクラソウをはじめ、多くの植物が自生し、四季を通して様々な花を見ることができます。
自生地のサクラソウは、3月下旬頃に咲き始め、4月上旬に見ごろを迎えます

4月18日~19日

サクラソウは終わりかけですが、まだ開花したものを見ることができます
しかし、オギやヨシが伸びてきていて、サクラソウの花を探すのはだんだんと困難に
なっていきます。
白い花を咲かせているサクラソウは、少し遅く開花したようで、ちょうど見頃の段階です。
 
また、チョウジソウが咲き始めていて、サクラソウの時期から、次の季節へ移り変わっているようすが
観察されます。
 
その他、ツボスミレが多くのの場所で開花しているのが目立ちました。ツボスミレは茎をのばすタイプのスミレで
茎をのばしながら開花していきます。
 
060419 シロバナサクラソウ
見頃を迎えている白いサクラソウ
060418 サクラソウの花
比較的見やすいサクラソウ群落
060419 サクラソウの花
周りの植物に隠れるサクラソウ
060419 チョウジソウの花
咲き始めたチョウジソウ
060419 ツボスミレ
開花の目立つ場所が増えたツボスミレ

4月10日~4月14日

4月14日には、さくらそう祭りが開催されました。
今年は、ちょうど開花期間中での開催になり、祭りとサクラソウの花を楽しめたと思います。
 
サクラソウの開花のピークは10日頃で、密な群落を観察することができました。
 
その他の植物では、樹木で、開花したり、新緑が始まっている様子が観察されました。
クヌギは、黄緑色の花を垂らして開花していて、木全体が黄緑色に染まっている様子が見られました。
マルバヤナギはの花は目立ちませんが、若葉の中で、開花が始まっている様子でした。
ゴマギは白い花が開花していました。
 
樹木以外には、アマドコロの開花が始まっていました。
また、トダスゲの目立たない花も開花が始まっていました。
 
今後、サクラソウの周りの植物が成長を続け、サクラソウは観察しにくくなっていきますが、
それに合わせて様々な植物が見られるようになっていきます。
 
060410 サクラソウの花
密集して開花中のサクラソウ
060410 さくらそう祭り準備
さくらそう祭りに向けて準備の進む自生地
060414 さくらそう祭り当日
開花中のサクラソウとさくらそう祭りの様子
060410 クヌギの花 樹木全体
木いっぱいに開花中のクヌギの木
060410 クヌギの花 拡大
クヌギの開花の様子
060410 マルバヤナギの花 樹木全体
若葉が出ているマルバヤナギの木
060410 マルバヤナギの花拡大
若葉の中で開花中のマルバヤナギの花
060410 ゴマキの花
ゴマキの花
060410 アマドコロの花
アマドコロの花
060410 トダスゲの花
トダスゲの花

4月12日

暖かい日も増え、サクラソウの群落が開花しているようすが多く確認できましたが、周囲の植物の成長が早く徐々に隠れてきています。
今の時季はサクラソウの他にも様々な植物が観察できますので、ぜひゆっくりとご観賞ください。

060412サクラソウアップ
サクラソウの花
060412草に覆われるサクラソウ
徐々に隠れていくサクラソウ
060412桜とサクラソウ
桜の開花とサクラソウ自生地

4月1日~4月2日

サクラソウの開花が進み、サクラソウのシーズンが始まりました!
30~31日に暖かかった影響か、先週の状況から大きく開花が進展し、サクラソウが群れて開花している場所が
いくつも見られる状況になってきました。柵沿いにも開花が見られ、観察しやすい状況になっています。
しかし、まだ開花の少ない場所や密度が薄い場所もあります。今後開花が広まっていくと、密度も上がっていくと
思われます。


他にも、ジロボウエンゴサクは、開花が見られる場所が大きく広がり、柵沿いで まとまった群落を観察しやすい場所が
多くなってきました。


また、前回柵近くの場所では観察が難しかったヒキノカサは、柵近くの場所でも多く開花している様子が観察されるようになりました。
ヒキノカサと同じ黄色のミツバツチグリは、開花している花の数が増え、見られる場所も多くなりました。
また、これらに似た、黄色の花で、ヘビイチゴの花も開花が始まっていました、ヘビイチゴは、ミツバツチグリに近い種類の植物です。


このほか、ハナイバナの小さい花や、サギゴケなども見られるようになってきました。これらの植物は大きく育たず、地面近くで
ひっそりと開花しています。このように小さな花も多く開花してきます。


スミレの仲間では、ノジスミレがこれまで見られてきましたが、開花している花が見られなくなり、閉鎖花をつけているものが
見られるようになってきました。ノジスミレはこの後も成長を続けますが、開く花をつけることはごく稀になり、閉鎖花を付けて
種子をつけるようになっていきます。
ノジスミレに引き続いて、ツボスミレ、アリアケスミレの開花が始まりました。現在は開花している場所は少ないですが、
この後多くが開花しますので、目立つようになってきます。


アマナも、ノジスミレと同様に、開花のシーズンがほぼ終わったようで、開花したものを見つけるのが困難になっています。
自生地の大半で開花が終わったようです。
現在は果実が成長しているのが見られる場所があります。

060402 サクラソウの花
サクラソウの花
060402 サクラソウの群落
サクラソウの群落
060402 ジロボウエンゴサクの花
ジロボウエンゴサクの花
060402 ジロボウエンゴサクの群落
柵近くの群落、観察しやすい場所が多くなった
060402 ヒキノカサの花
ヒキノカサの花
060402 ミツバツチグリの花
ミツバツチグリの花
060402 ヘビイチゴの花
ヘビイチゴの花
060402 ハナイバナの花
ハナイバナの花
060402 サギゴケの花
サギゴケの花
060402 ノジスミレ
閉鎖花を付けるノジスミレの様子
060402 ツボスミレの花
ツボスミレの花
060402 アリアケスミレの花
アリアケスミレの花
060402 アマナの果実
アマナの果実(成長中)

3月27日

ノウルシの黄色が自生地を包む季節になってきました。
風に乗ってノウルシの花の独特な香りが漂ってきます。
サクラソウの開花は進んでいますが、まだ開花している場所は多くなく、
柵のそばで見られる場所は限られます。
しかし、柵のそばで開花に向けて成長中の蕾も見られ、近いうちに柵のそばでも
開花を確認することができそうです。
前回は、ごく一部の場所で開花が見られたジロボウエンゴサクでしたが、開花が見られる場所が増えてきました。
まだ、若い蕾も多く控えており、これからさらに見られる場所は増えていきます。
ジロボウエンゴサクと近い種類の、ムラサキケマンも蕾が大きくなって開花間近の様子が見られました。
ジロボウエンゴサクと比較すると、葉が多く形もより細かく分かれており、花の色も濃いことで違いが
分かると思います。
また、生態の面でも異なり、ジロボウエンゴサクは地下に球根を作って栄養を蓄える多年草で、同じ株が来年も育ち続けますが、
ムラサキケマンは一年草で、種を残して枯れてしまいます。
ヒキノカサが開花しているのも確認できました、輝くような黄色が眩しいぐらいの花です。
まだ見やすい場所で開花しているものは多くありませんが、今後
見やすい場所でも見られるようになっていきます。
鮮やかな黄色の花では、ミツバツチグリの開花も見られました。
成長中の小さめの葉と、花の後ろに多くの蕾が控えている様子が確認できました。
今後、葉や花茎が広がりながら開花していきます。
他にも、カキドオシの開花が始まっていました。
カキドオシは柵から遠い場所で開花しており、色がサクラソウに似ているので
少し紛らわしいように思われました。
今後観察しやすい場所でも開花が見られてきますが、形や咲き方などサクラソウとは全く異なります。
これまで多数開花していたアマナは、開花中の大きな群落を見ることが少なくなり、開花の終わったものが
多く見られるようになってきました。
それでもまだ開花の遅いものが小さめの群落を作っている場所が柵沿いの見やすい場所にいくつかあるので
もうしばらくは楽しめそうです。

060327 ノウルシの群落
自生地を黄色に染めるノウルシ
060327 ノウルシの花
ノウルシの花
060327 サクラソウの花
開花しているサクラソウは依然少ない
060327 サクラソウの蕾
柵沿いで開花に向けて膨らむ蕾
060327 ジロボウエンゴサクの花
見られる場所が増えてきたジロボウエンゴサク
060327 ムラサキケマンの花
ジロボウエンゴサクによく似た花を咲かせるムラサキケマン
060327 ヒキノカサの花
黄色が眩しいヒキノカサの花
060327 ミツバツチグリの花
こちらも鮮やかな黄色のミツバツチグリ
060327 カキドオシの花
遠目に見るとサクラソウと似たようにも見えるカキドオシ
060327 アマナの花
アマナの群落

3月21日

サクラソウが開花を始めました!
前回は、あまり咲きそうな蕾を見つけられませんでしたが、成長している蕾はあったようです。
現在は咲き始めの段階で、開花が見られる群落は全部で10個以下といったところです。
ピンク色になっている蕾も多く見られたので、これからどんどん花の数が増えていくと思われます。
ノウルシも前回見たときに比べ開花している数が増え、開花している黄色と葉の緑色も鮮やかになってきました。
自生地がノウルシの黄色に覆われる季節も、もうすぐです。
また、この時期ノウルシを観察すると、あまり花の周りが黄色くならないものなど、
サクラソウと同様に様々なタイプがあることに気づかされます。伸びている途中の若い葉に違いが見られたりしていたので、
ノウルシの様々なタイプが分かりやすいのも今の時期だけなのかもしれません。
前回見たときは、地面に張り付くように開花していたノジスミレですが、葉が伸びて、立ち上がってきていました。
花茎も立ち上がって咲いているものが多く、しっかりと咲いたものが多く、見られる場所も多くなってきていました。
まだ開花していない株もあるので、まだノジスミレの季節が続きそうです。
今回は、ジロボウエンゴサクの開花も見られました。
まだ咲き始めのようで、見られる場所は多くありませんが、出始めの葉が見られる場所もあり、長く開花の季節を
楽しめそうです。
アマナは引き続き全域で花をつけているものが目立ち、まだ若い花も多いですが、花びらが薄くなって、
ごく若い実をつけているものも多くなってきました。サクラソウが盛んに咲くころは、アマナの花のピークは過ぎていることが多いので、
これから入れ替わっていく季節なのだと思います。

060321 サクラソウの花
開花し始めたサクラソウ
まだ見られる場所は少ない
060321 ノウルシ群落
広く開花しはじめたノウルシ群落
060321 ノウルシの花(黄色みが強い)
黄色みの強いノウルシ
060321 ノウルシの花(黄色みが淡い)
黄色みの淡いノウルシ
0060321 ノジスミレの花
伸びあがって開花し始めたノジスミレ
060321 ジロボウエンゴサクの花
開花を始めたジロボウエンゴサク
060321 アマナの花
開花中のアマナ、まだしばらくは
こういった状態のものも見られそう

3月14日

サクラソウの新芽は葉を開いてきているものが多くなって、一部では花茎が伸び始めているものもありますが、
多くはまだ葉の間に隠れて確認しづらい段階で、開花まではまだしばらくかかりそうです。
ノウルシは、開花しているものが多く目立つようになってきました。
しかし、全体的にはまだ背の低い状態で開花しているものが多く
出芽したばかりの状態のものもまだ多く見られます。
アマナは、引き続き開花していて、見頃の季節となっています。
この日は天気が良かったので、花びらが良く開いた状態のアマナをよく観察することができました。
朝方には、倒れたような状態で開いているものは少なかったですが、昼に近づくにしたがって開いているものが多くなり、
白い花が地面を覆うように開花する様子が見られるようになってきました。
開花しているもののほか、蕾を出したばかりのものもまだ見られるので、しばらくアマナの開花を楽しむことができそうです。
ヒロハノアマナも同様に見頃の時期ですが、アマナよりも若干咲き進んでいる様で、一部開花が終わった花も見られました。
ノジスミレは開花が始まっていますが、まだ地面近くで開花しているものが多く、花茎や葉が立ち上がってきてはいない様子です。
今回は、植物の動きに加えて、昆虫の活動も確認できました。
キタテハが日光を浴びて翅を広げている様子が確認できました。キタテハは、成虫の姿で越冬することが知られているので、
この個体は冬を越して活動を始めたものだと思われます。
様々な植物の開花の時期が近付くにつれて、昆虫の動きも活発になっていくと思われます。

0600314 サクラソウの新芽
葉を広げ始めているサクラソウ
060314 ノウルシの花
開花が目立つようになってきたノウルシ
060314 開花中のアマナ群落
一面に開花するアマナの群落
060314 アマナの花
日光を受けて開くアマナの花
060314 ヒロハノアマナの花
引き続き見頃のヒロハナノアマナ
060314 ノジスミレの花
まだ低い位置で開花中のノジスミレ
060314 キタテハ
日光を浴びて翅を開くキタテハ

3月8日

3月第3週は、積雪のある日もありました。
8日は、朝から積雪が見られ、サクラソウが雪に埋もれている様子が見られました。午後になって雪が解け、サクラソウの様子が観察できるようになると、葉の奥に蕾が覗いているものもあり、着実に季節が進行していることが感じられました。
ノウルシは、雪景色をバックに開花している様子が見られました。
前回観察した時よりも、開花は進んでいるようです。
アマナ、ヒロハノアマナは前回に引き続き開花中のようですが、これらの植物は
晴れた日でないと花をあまり開かないので、花を閉じてうつむき加減になっている様子が見られました。

また、今回はノジスミレが蕾をあげている様子が見られました。大きくなった蕾が見られ、
一部では開花したものも見られましたが、雪の下敷きになって花弁が傷んでいました。
きれいに開花した様子を見られるのはもうすぐだと思います。

060308 雪の中のサクラソウ
雪に埋もれるサクラソウ
060308 蕾をあげたサクラソウ
蕾をあげ始めているサクラソウ、葉の奥に蕾が見える
0600308 雪の中で開花するノウルシ
雪の中で開花するノウルシ
060308 アマナの花
曇天の下、花を閉じるアマナ群落
060308 ヒロハノアマナの花
雪をかぶるヒロハノアマナ
060308 ノジスミレの蕾
蕾をあげているノジスミレ

3月1日

サクラソウの新芽は、少し成長していて、葉が開き始めているものも見られました。
ノウルシも前回見た時より成長していて、黄色い部分が見えるものが増えてきたように思われます。
今の時期の自生地では、アマナが群れて咲いている様子が目を引きます。日差しがないと開かない花なので
満開の状態を見るのはタイミングが良くないと難しいですが、日差しの中で咲いている様子はとても美しく、サクラソウが
開花してくるまでの間楽しませてくれます。
自生地には、アマナとよく似たヒロハノアマナという植物も生育しています。アマナの近くにある場所もあって
紛らわしい場合もありますが、葉っぱが広くて真ん中に薄い色のラインが入っていること、”苞(ほう)”と呼ばれる
花の後ろの小さな葉っぱが、アマナは2枚、ヒロハノアマナは3枚であることで見分けられます。
地面すれすれに咲くこれらの花をよく観察するのは大変ですが、よく観察すると他にも発見があるかもしれません
是非観察してみてください。

060301サクラソウの芽吹き
サクラソウの芽吹き
060301ノウルシの芽吹き
ノウルシの芽吹き
060301 アマナの花
アマナの群生
060301 ヒロハノアマナの花
ヒロハノアマナの花
060301 アマナの苞
アマナの特徴
060301 ヒロハノアマナの苞
ヒロハノアマナの特徴

2月22日

今年も開花期に向けてサクラソウ自生地の様子をお知らせしてまいります。
サクラソウは新芽が見られるようになってきており、
ノウルシには黄色い部分が見え始めているものも出てきています。
他にも、この日は、天気が悪く確認ができませんでしたが、アマナの蕾は大きくなっており、開花を始めているものもあるようです。
その他、フキは開花を始めていて、いわゆる“ふきのとう”が出ている様子をご覧いただけます。
また、スギナの胞子茎いわゆる”つくし”が出始めている様子も見られるようになっています。
その他にも、出芽を始めた植物や、蕾が出始めている植物がいろいろと見られるようになってきていて、着々と季節が進んでいる様子を感じられます。

060222サクラソウの芽吹き

サクラソウの芽吹き

060222ノウルシの芽吹き

ノウルシの芽吹き

060222アマナの花

アマナの花

060222ヒロハノアマナの花

ヒロハノアマナのつぼみ

060222フキの花

フキの花(ふきのとう)

060222スギナの胞子茎
スギナの胞子茎(つくし)

交通案内

  • バス JR浦和駅西口から:国際興業バス「志木駅東口」行き、「さくら草公園」下車すぐ。
  • バス 東武東上線志木駅東口から:「浦和駅西口」行き、「さくら草公園」下車すぐ。
  • 電車:JR武蔵野線西浦和駅下車、徒歩約20分。
  • 車:国道17号(新大宮バイパス)田島交差点から志木方面へ約1.5km、秋ヶ瀬橋手前の信号を右折。ヘリポート駐車場の看板の先を左折。
  • 桜草公園住所:さいたま市桜区大字田島3542-1

見学の際のお願い

  • 自生地の動植物は採取しないでください。
  • 柵に上がったり、中に入るのはやめましょう。三脚などの機材も柵の中に入れないでください。
  • ごみは持ち帰りましょう。
  • 観察路へのバイク・自転車などの乗り入れや、ペット同伴での立入りはご遠慮ください。
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