市民の皆様へ(令和5年9月)
市政などに関するさいたま市長のメッセージをお伝えします。
メッセージの一覧
市民の皆様に対するこれまでのメッセージは次のリンクからご覧になれます。
令和5年度のさいたま市長メッセージ
令和4年度のさいたま市長メッセージ
令和3年度のさいたま市長メッセージ
令和5年9月19日
画像をクリックすると動画をご覧になれます。(新しいウィンドウでYouTubeが開きます)
9月19日さいたま市長メッセージ(ルビあり)(PDF形式 302キロバイト)
さて、9月が「認知症月間」であること、そして9月21日が「認知症の日」であることはご存知でしょうか。これは、今年6月に成立した「認知症基本法」のなかで定められたものです。もともとは、「国際アルツハイマー病協会」と「世界保健機関」が毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」として、認知症への理解を深める取組がなされていたことが由来です。
国の予測では、2025年には、高齢者の約5人に1人となる約700万人が認知症になると見込まれています。認知症は誰もがなりうる身近な病気です。認知症の方と関わる機会がますます増えていく社会では、認知症を正しく理解すること、認知症の方への誤解や偏見をなくすことがとても重要です。
本市では、認知症を正しく理解し、認知症の方や家族を支援する「認知症サポーター」を養成するため、「認知症サポーター養成講座」を開催し、これまで約9万人のサポーターを養成してきました。認知症についてよく知りたい、困っている認知症の方を手助けしたいという方なら、どなたでも講座を受講できます。また、修了者にはシンボルグッズであるオレンジリングをお渡ししています。市のホームページや区役所などで、講座について紹介していますので、ぜひご確認ください。認知症になっても希望を持って暮らすことができるよう、引き続き、誰一人取り残さない、誰もが住みやすく持続可能な地域社会の実現を目指してまいります。