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更新日付:2023年8月3日 / ページ番号:C098580

(令和5年8月3日発表)国指定史跡「見沼通船堀」閘門開閉実演を開催します

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さいたま市教育委員会では、国指定史跡「見沼通船堀」の閘門開閉実演を開催します。「見沼通船堀」が利用されていた往時の様子や、江戸時代の水運技術を、ぜひ間近でご覧ください。

1 開催日時

令和5年8月23日(水曜日)(雨天及び渇水時は中止)
1回目:午前10時から 2回目:午後1時から ※それぞれ約1時間10分を予定

2 会場

国指定史跡「見沼通船堀」東縁(一の関・二の関間)(緑区大字下山口新田)
JR 武蔵野線 東浦和駅から東へ1.2km、徒歩約15分
駐車場はありません。
地図

3 内容

・閘門の開閉による水位調節及びその説明
・一の関と二の関の間での復元船(2分の1縮尺)の公開
・市指定無形民俗文化財「見沼通船舟歌」と、歌に合わせた踊りの披露
・鈴木家住宅附属建物の特別公開(通常は土日のみ)
・地元小学生による閘門開閉実演の操作指示(令和5年度新規)
・完成した見沼通船堀(西縁)一の関の公開(令和5年度新規)

4 地元小学生による閘門開閉実演の操作指示(令和5年度新規)

見沼通船堀が使用されていた江戸時代から大正時代にかけて、見沼通船堀の一の関と二の関の操作は、地元の大間木新田と下山口新田の人々が行っていたことが、江戸時代の古文書等から判明しています。今回の実演では、初めての取り組みとして、古くから見沼通船堀の運営に関わってきた地元住民の皆様にご協力のもと、小学生の皆さんに見沼通船堀閘門開閉実演に参加していただき、閘門開閉の操作指示などをしていただきます。

・見沼通船堀の関枠の操作の手間賃に関する江戸時代の古文書
翻刻文
三室村(現、緑区三室周辺)の関野家文書の中に、見沼通船堀の一の関と二の関の人足賃(人件費)に関する古文書があります。
大間木新田の人足23人分に対して5,750文、下山口新田の人足21人分に対して5,250文がそれぞれ支払われています。1人当たりの人件費は250文でした。
この古文書の記述から、見沼通船堀の一の関と二の関の操作を大間木新田と下山口新田の人々が行っていたことが分かります。
(浦和博物館所蔵関野家文書「書状(枠人足代金掛金受取等ニ付)」整理番号5131-1)

5 完成した見沼通船堀(西縁)一の関の公開(令和5年度新規)

国指定史跡「見沼通船堀」では、平成27年度から令和7年度までの予定で、再整備事業を行っております。見沼通船堀西縁は令和3年度から4年度にかけて、堀や一の関の再整備を行いました。見沼通船堀閘門開閉実演の開催に合わせて、見沼通船堀(西縁)一の関を公開しますので、ぜひご覧ください。
一の関
見沼通船堀(西縁)一の関の見学イメージ

6 問合せ先

文化財保護課
課長:柴田
担当:井上・本澤
電話:048-829-1725
内線:4131
取材を希望される場合は、8月22日(火曜日)15時までにご連絡ください。

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この記事についてのお問い合わせ

教育委員会事務局/生涯学習部/文化財保護課 史跡整備係
電話番号:048-829-1725 ファックス:048-829-1989

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