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更新日付:2023年7月23日 / ページ番号:C012383

さいたまの名所-『江戸名所図会』を道標に-(平成22年11月~平成23年1月)

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江戸名所図会「調神社」

 「関八州 名所めぐり」と題しまして、関東地区博物館協会に加盟する10館が共同で「名所」をテーマにした企画展を開催いたしました。
 さいたま市立博物館では、江戸時代後期に出版され人気を博した『江戸名所図会』に登場する「さいたまの名所」にスポットを当てた展示を行いました。
 『江戸名所図会』は江戸の町名主斎藤幸雄・幸孝・幸成の親子が三代かけて編纂し、天保5年(1834年)、7年に出版された全7巻20冊の江戸とその近郊の名所案内記です。さいたま市域の名所は第4巻に登場し、御用絵師長谷川雪旦による挿絵が七景-「焼米坂」、「調神社」、「三室村元簸河神社」、「氷川宮大門先」、「大宮驛氷川明神社」、「大宮驛東光寺」、「黒塚 潮田出羽守城趾同墓碑」-添えられています。
 本展では、江戸時代の「さいたまの名所」を知る縁として雪旦の挿絵七景を展示いたしました。展示を通じて、江戸時代の「さいたまの名所」や当時の様子に思いを馳せていただければ幸いです。あわせて絵葉書や古写真、案内パンフレットなどで七景のその後を辿り、「名所」が時代々々ごとに、人々に愛され現在にまで受け継がれてきた様をご覧頂きました。
 江戸の人々が「さいたまの名所」に向けていた眼差しや想い、それを踏まえてもう一度「さいたまの名所」を見つめ直すと、また一段と「名所」が味わい深いものに思えてくるのではないでしょうか。

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開催概要

  1. 会期 平成22年11月30日(火曜日)から平成23年1月30日(日曜日)
    9時から16時30分
    休館日:祝日を除く月曜日・祝日の翌日・年末年始
  2. 会場 さいたま市立博物館 地下1階展示室     
  3. 展示資料 『江戸名所図会』、『木曾路名所図会』、
    古写真、絵葉書、案内パンフレット
絵葉書「官幣氷川神社 随神門」
絵葉書「官幣氷川神社 随神門」

共同企画展について

本展は埼玉・茨城・栃木・群馬・千葉の5県の博物館が集まる関東地区博物館協会の共同企画展です。加盟館のうちの10の博物館が「関八州名所めぐり」という共通テーマで様々な展示を行っています。
10館でスタンプラリーを実施し、記念品もご用意しております。ぜひ、ご参加ください。

展示風景
展示風景

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この記事についてのお問い合わせ

教育委員会事務局/生涯学習部/博物館 
電話番号:048-644-2322 ファックス:048-644-2313

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