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更新日付:2023年12月17日 / ページ番号:C100196
期間:令和5年11月8日(水曜日)から11月19日(日曜日)まで
会場:さいたま市立博物館 地下1階 常設展示室
さいたま市域には、江戸時代の仏師「円空」の手による仏像が数多く遺されています。当館に寄託されている、市指定有形文化財「松本家円空作天神像」を、文化財保護課と協力して、当館で特別公開しました。
「松本家円空作天神像」は、縦に半分に割った丸太の形を活かし、合掌姿の立像を彫り上げたものです。像高は45cmと大きくはありませんが、力強い彫刻と、ほほ笑んだような優しい表情が印象的な像です。頭部の裏側には「天神」と彫られており、天神像であることがわかります。
今回の特別公開では、天神像のほか、円空の事績を記した江戸時代の「近世畸人伝」(当館蔵)もあわせて展示しました。
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